用語集
あ行[編集 | ソースを編集]
アラディス帝国[編集 | ソースを編集]
ユーステラの海を挟んだ隣国。
マナ技術によって他国を圧倒する発展を遂げたが、
同様にその高すぎる技術がもたらした災いで減亡した。
当時の資料が非常に少なく、滅亡の詳細な原因や背景などはほとんど分かっていない
アラディス調査団[編集 | ソースを編集]
マナ領域に覆われた未知の大陸アラディスを調査すべく、
ユーステラにて結成された組織。
目的は大きく分けて、大陸に眠る謎の「調査」と
マナ領域に覆われた土地の「開拓」の2つ。
母体となった騎士団と、実力重視で集められた冒険者らによる混成部隊となっている
アルスリタリア[編集 | ソースを編集]
周辺のマナを吸収し、内部に蜜の形でため込む性質を持った花。
この蜜には、実質的にユミアが用いるエナジーと同等の力がある
エナジー[編集 | ソースを編集]
特殊な手法でマナを液体化したもの。
これを周囲に展開することで、高濃度マナ領域の悪影響を防ぐことができる。
その他にもさまざまな用途で利用可能だが、
生成する手段は限られている。正式にはマナエナジーという。
エナジーコア[編集 | ソースを編集]
エナジーを保存するための専用容器。
これ以外にエナジーを長時間保存・携帯する手段はない。
ユミアの手によって調整されているが、べースとなったのは母が遺した道具。
今のユミアでは複製はできないが、日々改良が試みられている
か行[編集 | ソースを編集]
旧文明[編集 | ソースを編集]
広く、アラディスが栄華を誇った時代全体を指す言葉。
アラディス滅亡以後を「現代」と表現する場合が多い
高濃度マナ領域[編集 | ソースを編集]
何らかの要因で濃度の高いマナが滞留している領域。
知的生命体が高濃度マナ環境下にいると、
そこに秘められた膨大な「記憶」が意識に影響し、
精神が不安定になってしまったり、ひどい場合は意識を失ってしまうこともある。
そのため全域がマナ領域下にあるアラディスは未踏の地となった
コール[編集 | ソースを編集]
現代で広く扱われる通貨。
ただし、調査団においては物を売ってくれる商人がいないので、
たいていの場合は物々交換で取引が行われている
祈念の社[編集 | ソースを編集]
アラディス内で時折発見する小さな祠。
正確な用途は不明だが、豊穣のカであるマナを祀るため建てられたものとする説が有力とされ、
そこから通称「祈念の社」と命名された
さ行[編集 | ソースを編集]
創暦[編集 | ソースを編集]
旧文明時代から続く、一般的に用いられている暦
しるべの古塔[編集 | ソースを編集]
アラディス各地で見られる小さな塔。
フラミィの力を借りて光を灯せば、調査の目印とすることができる
残響片[編集 | ソースを編集]
マナから生成された記憶の残滓。
これを複数用いてレシピ想起を行い、『伝想器』へと結像することができる
循環器[編集 | ソースを編集]
ユミアが高濃度マナ領域解消に利用している「台座」の壊れる前の状態を指す。
本来はマナを適切に循環、濃度を管理する機能を持っていた
た行[編集 | ソースを編集]
台座[編集 | ソースを編集]
アラディス各地に存在する円形の台座。
大地に宿るマナの主要な通り道に配置されている。
元は上部に設備を有していたようだが、現代では壊れており台座だけが現存している状態
魂[編集 | ソースを編集]
生命体に宿る精神の本質。
記憶を蓄積していくことでより豊かに、大きく育っていくとされる。
また、死とともに魂が大地へと還り、解けることでマナが生まれるのだと言われている
調合[編集 | ソースを編集]
錬金術によって物質を組み合わせ、新たな物質に作り変えること。
調合には、作り出す物質のイメージをまとめた「レシピ」が必要になる。
このレシピをもとに、実行者が独自のアレンジを加えながら、
マナを操作することで素材同士を組み合わせる、という工程になる
デューラー領[編集 | ソースを編集]
ヴィクトルとアイラの家系が治める地。
3年ほど前、領地で大規模な爆発事故が発生し、多大な犠牲を出した。
領民の多くは住処を追われた。デューラー領はユミアの地元でもある
伝想器[編集 | ソースを編集]
情報を「記憶」する道具。
旧文明時代の手がかりを得たり、ユミアが用いる調合のレシピ情報を収めたり、
さまざまな場面で利用できる
な行[編集 | ソースを編集]
は行[編集 | ソースを編集]
宝物庫[編集 | ソースを編集]
アラディス内で時折発見する建造物。
内部には多くの物品が保管されているため、
調査団は便宜上「宝物庫」と呼んでいるが、真の用途は不明
ま行[編集 | ソースを編集]
マナ[編集 | ソースを編集]
あらゆる生物が積み重ねてきた「記憶」が大地に還ることで蓄積していく生命エネルギーのこと。
錬金術に用いるのはもちろん、機械の動力や人の身体機能を活性化させたりと、
幅広い用途がある。ただし、濃度が高すぎるマナは知的生命体に悪影響を与える恐れがある
マナ間欠泉[編集 | ソースを編集]
各地に見られる、大地からマナが溢れ出ている地点。
ここから多くの残響片を回収することができる
マナ災害[編集 | ソースを編集]
大量のマナが原因となった災害のこと。
許容量を超えるマナは生態系に悪影響を及ぼすうえ、
その場に高濃度マナ領域が残ってしまう場合もある。
原則としてマナは大地を一定周期で循環しているため、自然と濃度が上昇することはない。
つまり、マナ災害が起きるのは何らかの人為的要因の場合が多い
魔法[編集 | ソースを編集]
マナを用いて起こす特殊現象全般を指す。
単にその場に漂うマナを用いて魔法を行使するだけなら特別な才能は必要なく、
多少訓練すれば比較的誰でも火や風を起こしたりすることはできる。
ただし、単なる魔法としてできるのは自然現象の延長線程度
や行[編集 | ソースを編集]
ユーステラ共和国[編集 | ソースを編集]
アラディスの海を挟んだ隣国。
隣国の滅亡を教訓に錬金術は禁忌とされ、扱うこと自体が禁じられている。
ユミアたち調査団の面々は大半がユーステラ出身。
五大氏族がそれぞれの領地を治め、それを股にかけて
活動するユーステラ騎士団が治安を維持することで平和が保たれている
ユーステラ騎士団[編集 | ソースを編集]
ユーステラの治安維持組織。
5つの領地を治める有力氏族らが中心となり、組織を運営している。
調査団の母体となったのもこの騎士団であり、
エアハルトを中心に十数名の騎士団員が調査団に派遣されている
ら行[編集 | ソースを編集]
レシピ[編集 | ソースを編集]
調合したい道具の情報をまとめた設計図のこと。
ユミアはこれを伝想器の形で用意し、調合時に情報を引き出す形で利用している
錬金術[編集 | ソースを編集]
想起したイメージをレシピにまとめ、素材を捧げて物質再構築の魔法を展開する一連の特殊技術。
実行にはマナを自在に操る特別な才能が必要となる。
現代において錬金術は禁忌とされており、扱う者がいないどころか、
関連する資料などの情報も一般にはほとんど出回っていない。
錬金術士[編集 | ソースを編集]
錬金術を行使する者のことを指す。
マナを操る才能が必要不可欠だが、ユミアの場合は舞うように
体を大きく動かすことでマナを意のままに操り、調合を行っている。
旧文明時代、アラディスには多くの錬金術士がおり盛んに研究が行われていたという
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