不来方 夕莉（こずかた ゆうり）
CV:種田梨沙
「影見」を行う少女で、本作の主人公。19歳。
ある事件をきっかけに、死者の姿や、他人の記憶・想いなどが見えるようになった。
人には見えないものが見えるため、周囲からは理解されず、次第に孤立するようになる。
夕莉は唯一の理解者である女性、黒澤 密花（くろさわ ひそか）が経営する骨董屋兼カフェ「くろさわ」で彼女と共に暮らし、
密花の「影見」を手伝うことになる。
身長は163センチで、体力、霊力ともに平均的な能力。
放生 蓮（ほうじょう れん）
CV:鈴木達央
作家。23歳(30代に見えるという意見が多いが、ヒゲを剃ったら若く見えるという意見も)。
直感を信じて行動する大雑把な性格。
取材を元にフィクションを構成する作風で知られている蓮は、
日上山周辺に見られる風習「弔写真（とむらいしゃしん）」を次の作品の題材として注目していた。
旧知の仲でもある密花から受け取った「弔写真」が収められたアルバムを見るうち、
蓮もまた、「弔写真」とそれにまつわる謎を追って、日上山を目指すこととなる。
麻生邦彦博士の子孫の一人で、霊力はなく、特に腕っ節が強いわけでもないが、
家伝の複眼射影機の力でパワフルに戦う。
身長は173センチ。
雛咲 深羽（ひなさき みう）
CV:内田真礼
母を探す少女。17歳。
幼少時代(3歳の時)に母親が失踪して以来、現在の養母の家に預けられていたが、
触った人の心がみえてしまうことで同情や哀れみを感じ、強い孤独を感じていた。
日上山で母を見かけたという噂をたよりに、自らも山に向かうこととなる。
身長は155センチで、若手女優の有望株として、ドラマ出演やグラビアなどの芸能活動に従事している。
実母の深紅同様に非常に強い霊力を持つ一方で体力は少なめ。
黒澤 密花（くろさわ ひそか）
CV:田中敦子
23歳(30～40代くらいに見えるとか言ってはいけない)。
夕莉が暮らす「骨董・喫茶 くろさわ」の店主。
ある老婆が遺した「射影機」を持っている。
その老婆からの口伝やさまざまな文献から、失くした物を探す「影見」を身につけた。
骨董屋を営むかたわら失せ物探しを行うが、「人」が消えてしまう「神隠し」を追う依頼を受けることをためらっている。
身長は168センチ。
鏡宮 累（かがみや るい）
CV:坂本真綾
蓮の助手。17歳。
蓮の家に居候をしている。
雑誌社の紹介で雇われることになった。
蓮曰く「いつのまにか家にいた」という。
蓮が苦手とする資料の作成、整理が得意で最近ではほとんど累が任せられている。
身長は165センチで、公式設定で男か女か不明なキャラクターとされている。
雛咲 深紅（ひなさき みく）
CV:わくさわりか
雛咲深羽の実の母親で、過去作の主人公。
昔から霊感が強く、「ありえないもの」を見続けてきた女性。
氷室邸で起きた作家の失踪事件で、ただひとりの肉親であった最愛の兄、雛咲真冬を失い、
その後は兄の知人である、麻生優雨宅に身を寄せ、その婚約者の写真家、黒澤怜の助手となっていた。
その後、妊娠を機に写真家助手を辞め、一人で深羽を出産する。
実は3作目「刺青ノ聲」のラストで怜が優雨の霊と再会できていたように、深紅も真冬の霊と再会しており、
優雨と同じようなメッセージを伝えられ、刺青の呪いを引き受けてもらっていたのだが、
その際に真冬の霊と禁忌を犯し、夢から目覚めた後には深羽を懐妊していた。
死者との子を産んだことで、ほとんど生きる力を使い果たしていた深紅は、もう命が消える存在だと自覚しており、
当時3歳の深羽を養子に出し、深羽から去って行った。
実年齢は37歳だが、ある事情により、深羽が3歳の時(当時23歳)から歳をとっておらず、娘の深羽とは姉妹にしか見えない。
百々瀬 春河（ももせ はるか）
CV:戸松遥
気が弱く優しい性格で、人の意見に流されやすいところがある。
冬陽と同じ学校の女学生で、高校時代から密花の占いを目当てに店に通っていた。
氷見野 冬陽（ひみの ふゆひ）
CV:今井麻夏
失踪した友人「百々瀬 春河（ももせ はるか）」の影見を密花に依頼していた少女。
「人探しは引き受けるかどうか、慎重に決めたい」という密花の返答を待っていたが、待ちきれなくなり、
一人、春河が向かったと思われる日上山へ向かった。
春河とは幼稚園の時からの幼馴染。
白菊（しらぎく）
CV:高森奈津美
日上山の「形代神社（かたしろじんじゃ）」に現れる少女。
人の心を読んだかのような謎めいた言葉で語りかけてくる。
6歳。
