基本情報
捕らわれた精霊が入っている石。
「ヴァルキアの崖を崩落させたのはこの男、大地の精霊を捕らえ使役する呪文を用いたのです。
夜明け前に闇の生き物を王の天幕に送ったものこの男です。」
「龍の刻」(征服王コナン)
スカージ石と呼ばれることもあるが、これといった特徴のないこの石の中には精霊が入っている。
それが、追放の地を終わることのない砂嵐で苦しめているのだ。
平原を粉砕された後で窮地に追い込まれていた神聖王がそれを捕らえ、適切な瞬間に解き放つ
ようにと好戦者に託したものだ。
しかるべき時に、好戦者は石を砕き、その破片を戦場にまき散らして精霊を解き放った。
それは確かに役目を果たしたように見えた。巨大な嵐が起こり、追放の地を横切って、東の果てにある
シェルハの都市に向かって進んでいった。
しかし、巨人の王は人間の精神力を甘く見ていた。ペトルーソという名のレムリア人神官が砂嵐に
立ち向かったのだ。彼はダゴンの力を借り、砂嵐を操っていた精霊を自らの肉体に縛り付けることで、
砂嵐がそれ以上東に進んでレムリア人の都市を破壊することを阻止したのだ。
ペトルーソは間違いなく民を救ったが、恐ろしい代償を支払うことになった。自分を犠牲にしてもなお
彼は砂嵐を止めることができず、単にそれを時間的な輪の中に閉じ込めることができたのみだったのだ。
砂嵐は追放の地を横切り、ペトルーソのところまで来ると…、また最初から同じことを繰り返すのだった。
何度も何度も。
時とともに、彼は正気を失ってしまった。
これは要石を作るために必要な遺物のうちの一つである。要石を使うと、奴隷の腕輪を外すことができる。
入手方法
用途