作中に出てくる単語からキャラクター紹介、装備品やアイテムまで、ゲーム内に登場する様々な用語を紹介。
ネタバレを含むので、まだクリアしていない人は注意。
ブラッドコードに眠る潜在能力を引き出すために開発された活性薬。
この薬を複数とある程度のヘイズを消費することで、錬血の熟練度を一気に上げきることが出来る。
MJ018、MJ109、MJ212、MJ310が存在し、錬血によって要求される種類は違う。
レベルを上げすぎると敵を倒しても錬血の熟練度が上がらなくなるため、お世話になるプレイヤーも多いと思われる。
Q.U.E.E.N.計画に携わっていた研究者の一人。ルイの姉、カレンとは親しい間柄で、ルイとも面識がある。
ネタバレ
討伐戦後、クイーンを完全に滅するのが不可能と知った彼女は、神骸を受け入れ継承者の一人となることを決める。
その背景には、同じく継承者となった親友カレンを守りたいという思いがあった。
作中では白い血の聖堂のボス、肋骸の継承者として登場。
当初の目的であった血涙の源流の探索は聖堂の守護者として立ちはだかる彼女を突破することで完遂され、さらに正気を取り戻したアウロラの口からルイたちも知らなかったこの世界の現状が語られる。
ストーリーが一気に進展すること、以降主人公たちの目的が一新されることなど、ダンジョンが作中屈指の難所なのも相まってストーリー中におけるマイルストーンのような印象を受ける人物である。
なお彼女は肋骨の神骸を継承している。
聖堂の奥に眠るカレンが心臓の神骸を継承していることを考え合わせると、アウロラのカレンを守りたいという意志が伝わってくるようだ。
クイーン討伐戦の後に突如現れてあらゆる生物を閉じ込めた霧の壁。
人間や吸血鬼に関係なく、近づく者はたちまち激しい恐怖と痛みに襲われ、霧の中に入ることは不可能となっている。
赤い霧に閉じ込められた世界は、いつしか霧の牢獄ヴェインと呼ばれるようになった。ネタバレ注意
実はこの赤い霧は本作のラスボスであるシルヴァが、神骸の力を使って生み出しているもの。
もともとは外の世界の人々の脅威とならないよう完全に滅することのできなかったクイーンや吸血鬼を霧の内側に閉じ込める目的だったが、霧の外には大崩壊時に出現したバケモノが今もうろついている。
檻であったはずの赤い霧は、いつしかバケモノから吸血鬼たちを守る防壁となっていた。
広大な範囲を霧で覆うためには、莫大なエネルギーが必要となる。
そのためシルヴァ率いる臨時総督府と、そこに所属する治安維持部隊サーベラスは吸血鬼たちから過剰な血涙の徴収を行っていた。
なお主人公の記憶のボスを倒したあとに流れるムービーでは、クイーンの放った粛清の棘を防ぐためにシルヴァが赤いバリアのようなものを展開している姿が確認できる。
赤い霧の維持はシルヴァの受け継いだ「髄骸」の力と大量の血涙あってのものだが、吸血鬼としてもともとそういった方面に秀でた力を持っていたのだろうか。
DLCで追加される、仲間の別バージョン。色違いで3種が用意されている。
一見単なる色違いだが、ルイは上着が変わりネクタイをしていたり、イオは足の包帯やレースの飾りがなくなっていたりと細かい部分で差異がある。
一番違いが分かりやすいのがミアで、帽子を脱いで髪をポニーテールにし、短めのタンプトップにサングラスを襟に掛け、下半身もスカートからズボンに変わっている。
主人公が崩壊都市 市街地で出会った不思議な少女。
倒れていた主人公を介抱し、枯れていた血涙の泉を蘇らせる手助けをしてくれる。
主人公と同様に一切の記憶がなく、またほとんど意志らしい意志を見せない。
自分には使命があると語り、それは主人公に寄り添うことであると話すのだが……。
血英を修復する特異な力を持っており、フィールドで拾った血英をイオに渡すことでその中に刻まれた記憶を垣間見ると同時に対応する錬血が使用できるようになる。
またその血英の全ての欠片を修復すると、該当のブラッドコードが装備できるようになる。
ゲーム内ではもっぱら血英修復のために頻繁に話しかけることになるだろう。ネタバレ
その正体は「神骸の伴侶」。後にクイーンとなるクルスの「人々の苦しみに寄り添い支えたい」という願いによって、彼女の血英から生み出された。
元は数多いる伴侶たちの一人に過ぎず、主人公に付き従うという使命以外には自我もないに等しかったイオだが、共に旅をして様々な吸血鬼の記憶に触れるうち次第に心が芽生えていく。
同じく伴侶の一人である「レダ」の血英を修復したあとは探索にも同行する。
クルスの願い、そして自分たちがどうして生み出されたのかを知ったあとは、シルヴァに会わなくてはならないという強い意志を持つようになる。
その後のイオの辿る道は各継承者に記憶を返還するか否かによって異なっている。分岐によって、澱んだ血の牢獄で他の伴侶たちと会ったときのやりとりにも変化がある。
ゲームパッケージや特典などではまるでミアがヒロインのような扱いだが、正直言ってストーリー中ではイオの方がよほど目立っている。
ラスダンの臨時総督府内部に連れていくと特別な台詞が流れるし、ある条件の下エンディングに追加される場面も彼女に関するもの。
本作はマルチエンディングであり、キャラクターたちの迎える結末もシナリオによって変化する……のだが、イオだけはなんと三つあるどのエンディングでも消滅してしまう。
伴侶らしくどんな結末でも最後まで主人公のそばにいてくれるとは言え、一つくらい彼女が助かるエンディングがあってもよかったのでは。
なお「闇の住人」EDにて主人公が彼女の身に着けていたアクセサリーを拾う描写があるものの、残念ながらキャラメイクパーツに同様のものはない。
もしあれば装備して、ペアアクセサリーや形見のようにできたのだが。
白い血の聖堂クリア後に話しかけると同行者としても連れていけるようになる。バディとしての性能はヤクモと並んでトップクラス。
被ダメージを軽減する「スケープブラッド」の存在から打たれ強く、「慈愛の加護」や「再生者」「パナシアエッセンス」で主人公をサポートしてくれる。
斧槍による攻撃とチャリオットレイブも、仰け反りやダウンを取る力が強めで頼もしい。
ヤクモと比べると打たれ強さでは劣る代わりに遠距離錬血を扱えるので、場面を問わず活躍できるのが長所。
総じて同行者に迷ったらヤクモかイオを連れていけば間違いがない。
神骸の伴侶としての使命、また主人公を守り支えたいという彼女の思いを存分に果たしてもらおう。
Ver1.20で追加された、暗夜系吸血牙装のバリエーション。
祝いの鉤爪(オウガ型)、祝いの突槍(スティンガー)、祝いの狼牙(ハウンズ)、祝いの荊棘(アイヴィ)の四種が用意されている。
色は明るめの赤と白が使われており、サンタ衣装っぽい色合いとなっている。
全種100ヘイズと、通常の暗夜系より格安なのも特徴。
性能は暗夜シリーズと同じであるため、強化すれば普通に使える。
2020/02/25の配信のアップデートVer1.40で追加された腕用アクセサリ。
GOD EATERの世界で神機使いが右手に装着しているもので、神機の制御や偏食因子の投与、位置情報特定用ビーコン、個人識別、ターミナル接続用インターフェース等々各種機能が搭載された装置。
腕輪という名だが装着すると肉体と融合し身体の一部と化すため着脱は不可能。基本的には死ぬまで外すことは出来ない。
そういった理由もあってか、アクセサリでは珍しく色替えや高度な編集モードが行えないようになっている。
三種類ある内、赤くて右手のみの腕輪が一般的な神機使いの腕輪で、正式名称「P53アームドインプラント」(GE、GER)
黒く、白い十字の意匠があるのが特殊部隊ブラッドの腕輪で、正式名称「P66アームドインプラント」(GE2)
ケーブルのついた赤い腕輪が両手につき、左右の接続による拘束が可能になっているのが対抗適応型ゴッドイーター用の腕輪で、正式名称「P73-cアームドインプラント」(GE3)
コラボ武器である真紅の長剣、白亜の大剣、蒼穹の突槍を使う神機使いは皆右手のみ赤い腕輪なので、再現する際は注意。
DLC「Hellfire Knight」で入手できるブラッドコード「アスクレピオス」の持ち主で、エヴァの前に喉骸の継承者だった吸血鬼。
喉骸の力を使い、ジャックと共に深層に潜むバケモノの封印を行っていた。
ジャックを師としていたのか、彼のことを「先生」と呼ぶ。
飄々としているが、わりと繊細なジャックのことを気づかうなど気の回る青年だった模様。ネタバレ
バケモノの封印後、本来の予定通り継承者として棺の塔を形成。
神骸の力に耐えられなくなったヴァレリオは、暴走の兆候を察知したジャックにより殺害された。
彼が最期を迎えた場所は、おそらく棺の塔のアスクレピオスの血英核や深層の地図が落ちている部屋と思われる。
赤い霧によって外の世界から断絶された隔絶の地。
クイーン戦後に突如現れた霧によって人々は閉じ込められ、シルヴァを頂点とする吸血鬼社会が誕生した。
血を求めて闊歩する堕鬼や日々その数を減らしていく血涙の前に、吸血鬼は迫る絶望に慄いている。
ジャックと共に干上がった海溝の奥地にいた謎の女性。
白い血の聖堂で遭遇した際には、ジャックと共に主人公たちに敵対する行動をとる。ネタバレ
その正体は神骸の監視者。同じく監視者であるジャックと共に継承者の監視と介錯を行っている。
また彼女も継承者の一人で、ジャックの継承する「眼骸」の力で暴走の兆候を察知すると、当該継承者を殺害。
エヴァが「喉骸」の力により神骸を鎮めて、次の継承者が見つかるまでの仮初めの器としてその体内で保管していた。
しかし封印を免れていたミドウに襲われたことで事態が一変。
危険を感じたエヴァは主人公たちの拠点に駆け込んでくるのだが、実はすでにミドウによって何らかの薬剤を投与されており、その後神骸が暴走を始めてしまう。
(渇きによる暴走と、ミドウの手による神骸の暴走はまた別のものと思われる。一旦血涙を飲んだあとは見た目こそ快復しているが、エヴァは相変わらず咳込み続けている)
暴走状態となったエヴァは拠点から逃走。シルヴァの下に引き寄せられる前にかろうじて踏みとどまり、完全に意識を失う前に冠砂の楼閣を生み出した。
冠砂の楼閣で拾えるハルモニアの血英を修復すると、ジャックと出会う前からの彼女の記憶を垣間見ることができる。
エヴァは元は人間として、血液を得るために吸血鬼に飼われていた。
扱いはひどいものだったようで、あるとき彼女の鼻歌を鬱陶しく思った吸血鬼によって喉を潰され、声が出せなくなってしまう。
しかしジャックに助けてもらったことで、以降は臨時総督府に保護され安全に暮らせるようになった。
成長した彼女は自身に継承者としての適性があることを知る。継承したのが「喉骸」であったため、喉も治り普通に話せるようになった。
神骸を鎮める力があったり、体内に神骸を保管できたりと、主人公と同じような力を持つ。脇役の一人に過ぎない割にはやたらと設定が盛られている。(一応、主人公はそれ以上とは言われるが……)
暴走後の彼女の行く末はプレイヤーの選択次第。助けた場合は同行者の一人として選べるようになる。
なお分岐によってはストーリー終盤で神骸がシルヴァに吸収されてしまうのだが、そのときでもエヴァは普通に話せている。
神骸の身体変化は永続的なものとあるので、神骸がなくなっても姿が戻らなかった他の継承者たち同様エヴァの喉も治ったままのようだ。
同行者としてはミアと同じく銃剣装備のバディで、性能は強くもなく弱くもなくといったところ。
高火力の「ブリードロアー」やプレイヤーにも効果のある「オーソリティー」など便利な錬血を持っている。
「サンドエッジ」は敵を落下死させてくれることもあるが、カスダメにもかかわらずボス戦でも撃ったり、厄介な場所に敵を押し込んでしまったりする場合も。
ちなみに彼女とジャックはお揃いのペンダントをつけている(牙装なしの拠点だと分かりやすい)。
プレイヤーのキャラメイクパーツにも同じものがあるのだが、NPCカップルのペアアクセとお揃いのものをつけるのは……
「処刑人(executioner)」の名を冠するジャックの得物。
デザインは黒衣の曲刀と同じで色違いなだけだが、重量は38と黒衣の曲刀より10も軽くなっている。
なお、ジャックのブラッドコードは許容重量55しかないのにも関わらず、この片手剣でステップ回避を実現している。
彼の牙装、実はとても軽いのだろうか…?
その場合、ハウンズ最軽量のブルーハウンズですら53に対し、ジャックのハウンズは重量16以下と、全牙装で最軽量のホワイトグレイスに次ぐ驚異の軽さである。
ヤクモと同じ孤児院出身で、傭兵仲間の一人。共にミドウに引き取られ、対バケモノ戦に駆り出されていた。
共通の幼馴染のミゲル同様行方知れずとなっており、ヤクモは今も彼らのことを探している。ネタバレ
負傷した仲間を巡りヤクモとリキが仲違いした際にはミゲルと共に見捨てない選択をしたが、結局バケモノに襲われて死亡。
ミドウの手で吸血鬼として蘇らされたあとは、生前と同じように酷使されることとなる。
そんな中、エミリーが継承者として高い適性を持っていることが判明。
本来の継承者であったミドウの封印逃れの一計に利用され、替え玉に仕立て上げられてしまう。
ゲーム中では火の降る街のボス、爪骸の継承者として登場。主人公たちと戦うことに。
素早い動きで翻弄してくるが、攻撃が火属性ばかりのため属性耐性を上げていればどうと言うこともない相手。
勝利後は例によって記憶を返還するか否かでその後の運命が変わる。
エミリーはヤクモに好意を抱いていたようで最後に想いを伝えようとするも、言い終わらないうちに灰化が始まってしまう……のだが。
記憶を返還した場合は、当然無事に帰ってくる。
その場合にヤクモと交わされるやりとりは何とも気まずいもの。ヤクモ鈍すぎ
なお作中でも本人が明言している通り、好物はヤクモの握ったおにぎり。
崩壊都市 市街地で遭遇するNPCの一人。吸血牙装は紅血の装衣(スティンガー型)。
逃げ出した人間の女性を追っており、血涙の源流探索に訪れていた主人公一行と衝突する。
その後、人間の女性を発見した彼は力づくで連れ戻そうとするが、二人が争っていた場所はボスの狂い咲く毒蝶の住処。
二人まとめて襲われそうになったところを主人公たちに助けられ、人間に対する態度を諫められる。
毒蝶撃退後、ルイに与えられた血涙の袋を抱えて逃げ去る姿は何とも哀愁が漂っていた。ネタバレ
元々は保護区にいたらしいが何かをやらかして仲間と共に追い出されたようで、自我喪失を防ぐため血涙や血液の確保に躍起になっていた。
狂い咲く毒蝶撃破後は、保護区候補地を発見して仲間と安住するのが目標となっている模様。
実はかつてのクイーン討伐戦にも参加しており、主人公の記憶で話しかけられるNPCに同一名称の吸血鬼が存在する。
そのため当時使われていたヤドリギ賦活剤の存在も知っていた。
本編序盤で遭遇したときとは打って変わって、当時の彼は至って前向きで希望に満ちた言葉を口にしている。
吸血鬼として蘇らされ、強制的に戦わされることに不満を抱きつつもクイーン戦が終われば報われるはずと考えていたが、その先に待っていたのはさらに悲惨な現実だった。
そういうわけで本来はそれなりに実戦経験豊富な古参兵のはずなのだが、保護区暮らしで体が鈍っている模様。
イベントを進めていくと奮闘の末保護区候補地を発見、仲間と共に居住権を獲得する。
その際には同じく保護区候補地を探していたリチャードを誘ったりしている。
根本的な解決にならなかったクイーン戦や過酷な生活で擦れてしまっているが、根は悪くない人物なのだろう。
実際、サブクエストを進めていくと戦えないにもかかわらず一緒についてきて保護区を出てしまった仲間がいたり、それに対して責任を感じている言動もある。
人間の女性に対する扱いも含め、彼なりに考え、苦労しているようだ。
初見ではただのチンピラに思えるが、モブ吸血鬼では数少ないムービーにも登場している人物で、過去の主人公の記憶にも登場したりと何かと縁のある男。
臨時総督府で生産された一般的な武器が、瘴気によって変質したもの。
元になった武器と比較すると必要パラメーターが緩和され基本威力が向上している反面、能力補正が下がっている。
これらはクイーン討伐戦後に作られた比較的新しい武器なので、持ち主も奴隷吸血鬼などの成れの果てと思われる。
主人公とイオを攫った吸血鬼の支配下にあった奴隷吸血鬼の一人で、最初のバディ。唯一の大槌バディでもある。
境遇の割には心優しく、新入りである主人公にも親切な好青年。ネタバレ
主人公と共に地下区域の血涙探索中、先に送り出され堕鬼化した奴隷吸血鬼に襲われて浄化マスクを破損。
その後休憩をするため主人公と別れるが、破損したマスクが瘴気を中和できずに堕鬼化。
地上に戻って支配者だった吸血鬼を殺し、イオも手に掛けようとするが主人公が間一髪間に合い、激戦の末に止めを刺された。
一般的な吸血鬼のイメージと違う世知辛い境遇と、瘴気の危険性を身を以て教えてくれる人物であり、コードヴェインで最初に戦うボスでもある。
一見すると物腰柔らかな人物だがボス戦後に見られる記憶から察するに、過酷な世界で血涙を手に入れるために己の手を汚すこともしてきたようだ。
そんな二面性を反映するかのように彼のブラッドコードは「狂戦士」。武器も重量級の不屈の大槌を扱っていた。
なおキャラメイクパーツにはオリバーがつけていたペンダントと同じものが存在している。
彼の形見的に身につけておきたい人はぜひ装備してみよう。
ヤクモの好物。
初出は巨大風穴で流れるムービーで、おにぎりの説明をしたあとヤクモは自らの身の上を語ってくれる。
彼の人柄と共に、吸血鬼にとっての嗜好品というのがどういったものなのかが垣間見える場面。
なおムービーで出てきたり褒章アイコンにも採用されていたりと何かと推されているおにぎりだが、作中でアイテムとして手に入ることは一切ない。
ヤクモから主人公に送られてくる贈り物は、なぜかパウンドケーキである。
最後にヤクモ兄ちゃんの作ったパウンドケーキが食べたいなって
拠点に存在する憩いの場。
入浴すると落としてしまったヘイズの半分を回収できる。(もう半分は完全に消滅してしまう)
また温泉に浸かることで、記憶の整理という形でシナリオを振り返ることができる。
混浴のようで、主人公の性別にかかわらずNPCも温泉タオル一丁で入りに来る。
普段からマスクを着けているムラサメも、このときばかりは浄化マスクを外すので素顔が見られる。
以前は簡単な粗筋と用語が見られるだけだったが、Ver1.50にてイベントシーンを再生することができるようになった。
ちなみにイベント再生での主人公の格好は現在の装備や服装が反映されるため、温泉タオル装備で再生すればシリアスなシーンも台無しにできる。
電撃スペシャルパックの特典DLCであり、2019/12/03配信のアップデートVer1.12で全プレイヤーに追加された特殊衣服。
これを衣服に選択することで、拠点の温泉に浸かる際のタオル一丁のスタイルで拠点を闊歩出来るし、フィールドにも出られる。
温泉入浴時との唯一の違いはサンダルの有無。衣服の色1がタオルの、2がサンダルの底、3がサンダルの紐の色となっている。
自我喪失もしてないのに、半裸に吸血牙装を引っ掛けただけの姿で堕鬼と戦う様はちょっとした変態。
Ver1.40で吸血牙装の透明化が可能となったため、より変態度を向上させることが可能になった。
当然ながらイベントでもこの姿なので、シリアスな話が台無しになる危険がある点には注意が必要。
ある意味、GEのアニマル衣装を彷彿とさせる衣装である。
ちなみに女性用に関しては色を変えればボディコン風に出来るので、意外に使い勝手は悪くない。
干上がった海溝に登場するボス。
逆手に持った双短刀を用いた攻撃を繰り出す。
HPをある程度削ると胸に刺さった杭を引き抜き武器の柄とし、得物を両刃の戦斧へと変化させて戦う。
かなりの頻度で雑魚敵を召喚するため、召喚モニュメントを逐一破壊しないとボスエリアが百鬼夜行と化す。
狂い咲く毒蝶と比べると正直そこまで強くないため、戦々恐々挑んだらあっさり撃破できたプレイヤーも多い。
なお本編では唯一の、血属性を弱点とするボスだったりする。
棺の塔に登場する二体ボスの片割れ。
右手に火炎放射器を装備し、炎属性の遠距離攻撃を主体とする。
特にプレイヤーとバディ双方の足元から火柱を吹き上げる遠距離範囲攻撃が厄介。
単体ではそこまで強くはないが、相方の氷刃の従者との連携で真価を発揮する。
元々は臨時総督府へと通じる棺の塔最上階の門番として配備されたサーベラスの上級部隊だったが、ミドウの傀儡にされてしまう。
ちなみに深層でも登場するが、こちらは相方を倒すと強化され、氷属性の攻撃も追加されることで本編とは比べものにならない強敵となる。
ブラッドコード「サバイバー」の持ち主で、中年女性の吸血鬼。
大崩壊で家族を亡くし生きる目標を失ったが、自身と同じような境遇の吸血鬼と共同生活を送ることに生きる意味を見出していた。ネタバレ
しかしそれも束の間。
自分が留守にしている間に住処が堕鬼の襲撃を受け、仲間は全滅。再び生きる意味を失ってしまう。
そんな中ミアとニコラの姉弟と出会い、二人に失った家族の面影を見たことから、まだ目覚めて間もない彼女らにこの世界で生き抜くための技術を叩き込もうと決意。
内心ではミア達と親しくしたい気持ちがあったようだが、その気持ちを押し殺して厳しく接していた模様。
当然ながらミアはそんな内心を知る由もなく、カーミラに対して良い印象は持っていなかった。
最後は住処に迫る堕鬼からミア達が逃げる時間を作るため、離れた場所で自らが囮となって奮戦。その間にミア達は住処に貯めていた血涙を持って逃げることが出来た。
その後は明確には描かれていないが、血英核があることから灰化したものと思われる。
ちなみに堕鬼戦で使っていたのは、シルエット的にマチェーテ。
ルイの姉で、Q.U.E.E.N.計画に携わっていた研究者の一人。Q.U.E.E.N.計画の被験者であるクルスを直接看ることもあったらしい。
同じく研究者であるアウロラとは親しい友人同士だった。
主人公の記憶でも登場し、クイーン戦では後方で霧散して戻ってきた吸血鬼たちの看護にあたっていたようだ。ネタバレ
彼女こそがルイの探し求めていた血涙の源流。
継承者として心臓の神骸を受け継いだカレンは、その高い適合率を生かしてヤドリギを改変し、血涙の泉へと変化させて吸血鬼たちの血の渇きを癒していた。
そうとも知らず源流を求めていたルイは、白い血の聖堂の地下で姉と衝撃的な再会を果たすこととなる。
一見するとただ座っているだけのように見える彼女だが意思の疎通は不可能で、会話をしたりすることはできない。
もしカレンが暴走すれば、血涙は完全に枯渇してしまうと言う。
過去に主人公と会っている人物の一人だが、残念ながらその点についてルイから触れられることはない。
白い血の聖堂クリア後、次のエリアに進むごとにカレンの前に計四回「ピュアブラッド」が配置されるようになる。
また冠砂の楼閣クリア後には、同じ場所でカレンのブラッドコードであるデメテルが入手できる。
性能は意外にも脳筋系で、腕力と精神が高く、器用と忍耐が低いというもの。
なお公式書籍の「CODEVEIN公式設定画集 創世の記憶」によれば、ルイが胸元につけているリングは彼女の形見とのこと。
暴走したエヴァが生み出した、一面砂漠に覆われた死の世界。本作屈指の面倒なフィールドの一つ。
深い砂地となっているエリアでは移動速度が激減してしまううえに、立っているだけでどんどん冥血が奪われていく。
冥血が減る速度は牙装のリーク耐性に依存しているので、適したものを選べばかなり軽減される。
とは言え減少量を0にすることは不可能で、どれほど耐性が高くとも一瞬通過するだけで必ず1は奪われてしまう。
移動速度の減少には銃剣の攻撃モーションキャンセル移動のほか、DLCを導入しているなら「歩法・雷火」が有効(ただし二周目以降限定)。
中盤のヤドリギのあとには大玉を転がしてくる堕鬼がいる。先に堕鬼を排除しないまま下のアイテムを取りに行くとハメられることになるので注意。
散々な目に遭いつつどうにかボスまでたどり着いた吸血鬼を待っているのは、ボスエリアまでのあまりにも長い道のり。
なぜマップ解放のオブジェクトがあるところにヤドリギを設けてくれなかったのか……。
ボスである「喉骸の継承者」はモーション自体はさして強くもないが、遠距離攻撃が凶悪なため一度被弾すると回復の隙を狩られやすい。
一撃の威力も高めのため、何度も死亡して蘇生をくりかえしているうちに今度はリークにかかってしまい、さらに回復の手間が増えるといった悪循環に陥りがち。
霧散すれば当然またヤドリギから走り直しとなる。
最初から最後までこのステージには苦労させられるだろう。
ここを越えれば次は棺の塔。物語もいよいよ佳境に入る。
吸血鬼達が使用する武具の一種で、敵から血を奪う際に使用する。
一応正式名称は吸血牙装-ブラッドヴェイル-なのだが、拠点でムラサメは「きゅうけつがそう」と呼んでいるので、この呼名で覚えるプレイヤーも多い。
どのブラッドコードでもR2+○に初期配置されている錬血。
使用すると同行者に自分のHPを分け与えることが出来、戦闘不能後、霧散する前ならば復活させることが出来る。
自身が戦闘不能になったと思ったら復活しているのは、同行者の使うこの錬血のおかげ。
ゴッドイーターシリーズをプレイした人なら、的確なタイミングで放たれるサクヤやシエルの回復弾を思い浮かべる人も多いだろう。
装備から外すことも可能だが、同行者がいなくなると敵の攻撃が自分に集中し難易度が上がってしまう。
「○○が倒れました」と出たら即座に使おう。
同行者のギフトヒールは非常に頼りになるが、
・直前に使ってリキャストが終了していない
・同行者が攻撃を受け使える状況ではない
・最低限の冥血もない
・状態異常の「バニッシュ」を食らっている
……といった状況では使えないので、基本的には頼りすぎず、戦闘不能になる前に自分で回復するようにしよう。
また、ギフトヒールを使っても赤い玉が飛ぶ前に敵の攻撃を受けると無効化されるため注意。
ちなみにイオの使う同種の錬血「慈愛の加護」は分け与えられるHPが多く、HP回復という点ではありがたいが分け与えた側がピンチになるので痛し痒し。
DLCでは分け与えるHP量がごく少量の「リトルギフト」も登場した。
血英の修復、装備の強化・転成から身だしなみの変更やNPCとの交流、さらには温泉への入浴まで様々なことができる、文字通りの拠点。
ゲーム中ではルイに招かれる形で、崩壊都市 地下区域クリア後から利用できるようになる。
広間だけでなく奥にはさらにプレイヤーの入れる部屋が二つ、地下室もあってかなり広い。
椅子やベッド、ピアノはきちんと利用できるようになっており、モーションも多数用意されているなど、この手のジャンルのゲームにしては妙に充実した空間となっている。
ロード画面で確認できる情報によれば、元は古びた教会だったらしい。
それがルイやヤクモの働きによって今のような形になったとのこと。
吸血鬼の肉体が機能を停止した場合に、心臓に取り込まれた寄生体によって引き起こされる「自己防衛機能」。
肉体を形成する細胞を空気中に分散し再結合することによって、肉体を復活させることができる。
武器や吸血牙装の強化に使う特殊な鉱石で、クイーンの血が練り込まれている。
クインアイアン(+1~3)、クインスチール(+4~6)、クインチタン(+7~9)、クインタングステン(+10)の四種が存在し、強化段階によって要求される素材が変わる。
ゲームの進行が進むとチタンまではココの店で数量無制限に購入可能となる上、最上位のタングステンも臨時総督府内部の敵が落とすので、某ゲームにおける楔石より最大強化しやすい。
ちなみにスチールのテキストを見る限り、楔石のように砕いて複数の下位素材にすることは出来ない模様。
Q.U.E.E.N.計画の被検者クルスが実験の苦痛に耐えられず暴走した姿。
見た目は単なる手術衣を着た少女だが非常に高い戦闘能力を有しており、多数の堕鬼を従える彼女に吸血鬼側は軍を形成して対抗しなければならなかったほどの脅威。
堕鬼以上の濃密な瘴気を放っており、吸血鬼が浄化マスク無しで近寄るのは自殺行為。
またクイーンの血を喰らうと、吸血鬼はそれだけで堕鬼化してしまう。ネタバレ
主人公の記憶のボス戦後に流れるムービーでは、主人公やジャックと対峙する姿が描かれる。
このときのシルヴァの「これ以上、お前に仲間を傷つけさせるわけにはいかねぇんだよ」という台詞、またシルヴァに一瞬見入るクイーンの仕草の本当の意味は、二人の関係を知ったあとの二周目でなければ分からないだろう。
最終的にとある吸血鬼が放った捨て身の吸血攻撃が心臓を貫き、撃破に成功。
しかし堕鬼同様BOR寄生体と完全に同化していたクイーンは灰化することはなかった。
不滅のクイーンの脅威を抑え込むため、女王の体を切り刻んで他者の肉体に融合させる方法がとられることになる。
その結果、神骸とその継承者が誕生した。
吸血鬼の欠陥である血の渇きを抑制し、完全なる戦士を作り出す目的で進められた計画。
改良したBOR寄生体の適合者探しに難航するも、規定値を遥かに超える適合率を示した少女の登場により、研究は加速的に進行する。
しかし、激しい苦痛を伴う幾度もの実験に被検体となった少女が耐えきれずに暴走。かのクイーン討伐戦に至る。
このような経緯により現在計画は凍結され、当時の情報は殆ど残されていない状況にある。
ヤドリギや、その賦活剤のようにQ.U.E.E.N.計画の過程で生まれたものは数多い。
暴走したQ.U.E.E.N.計画の被検体である少女(クイーン)を止めるべく起きた大戦。
クイーン討伐のための兵士として大量の吸血鬼が生み出され、激化する戦闘の中で子供までもが蘇らされ、戦場に送られることになった。
シルヴァ率いる討伐隊によって激戦の末、クイーンは討伐されたはずだったのだが……。
崩壊都市 市街地のボス
攻撃にヴェノムの状態異常がついている他、攻撃も多彩。
地下区域のオリバー・コリンズを鼻歌交じりで倒したプレイヤーに
「ここからが本当のコードヴェインだ」
と言わんばかりに立ちはだかる強敵。
主人公の意識の中で語りかけてきた不思議な少女。
彼女の導きによって主人公は目覚め、コードヴェインの物語が始まる。
吸血鬼の血の渇きを抑制するためのQ.U.E.E.N.計画の被検体となったのがクルスで、ルイとは大学の友人だった。
ルイの記憶では被検体として苦痛に耐える彼女を度々見舞っていた様子を見ることができる。
だが過酷な実験に耐えきれずクルスはクイーンに変貌。衝動のまま無差別に殺戮をくりかえす怪物と化してしまう。
クイーンに堕ちる直前、彼女はルイに「殺して」と頼んでいた。
それに応えられなかったルイは、クルスの暴走、そしてその後の惨劇を目の当たりにして深い罪の意識にかられることとなる。ネタバレ
Q.U.E.E.N.計画の被検体であり、後のクイーン。そして臨時総督府トップであるグレゴリオ・シルヴァの娘でもある。
この事実が明かされるのは終盤も終盤、臨時総督府外部のボスを倒し、イシュタルの血英を手に入れたあと。
血英の持ち主の名前にクルス・シルヴァとあり、プレイヤーはここで初めてクルスとその父シルヴァの関係を知ることになる。
クイーンと化していたクルスは討たれた直後に一瞬正気を取り戻したのか、主人公に願いを託し灰となっていった。
しかしすでに完全にBOR寄生体と同化していた彼女は死ぬことも叶わず、その肉体は神骸として切り刻まれて現在に至る。
ちなみにクルス、クイーン、そしてイオたち神骸の伴侶は声優が全て同じ。
髪型や肌の色が違うので気づきにくいが、よく見ると顔も似ている。
臨時総督府を束ねる長。赤い霧に閉じ込められた世界では彼の率いる臨時総督府以外の統治機構は機能していない状態で、事実上霧の牢獄の王と言えるような存在。
彼と臨時総督府に所属する治安維持部隊サーベラスは、吸血鬼たちから血涙の徴収と分配を行うことで統治を図っている。
吸血鬼の血の渇きを抑制するためのQ.U.E.E.N.計画を主導していたのも彼で、後に被検体となっていた少女が暴走しクイーンが誕生したあとは、討伐戦の指揮官として多数の吸血鬼たちを率いて戦う。
人間の保護や血涙の分配を行っている一方、その徴収は過剰なもので、奴隷のように使役される吸血鬼を生む原因ともなっている。
総督府のトップながら、市井の吸血鬼の中には公然と彼を批判する者もいる。ネタバレ
霧の牢獄に君臨する王にして、本作の事実上のラスボス。
クイーン討伐後、死してなお再生し続ける不滅のクイーンの復活を阻止するため、神骸と継承者というシステムを生み出したのも彼。
その後、シルヴァは継承者の一人として最も高い制御能力を持つ「髄骸」を継承。その力で赤い霧を生み出し、クイーンや吸血鬼を外の世界に出さないようにしていた。
しかし霧の外を目指すミドウに複数の神骸を吸収させられ、暴走寸前の状態に。
クイーンの復活を阻止するため、臨時総督府内部の最深部、澱んだ血の牢獄にて、主人公たちはシルヴァと戦うことになる。
作中でも評価が分かれている通り、功罪大きな人物と言えるのがシルヴァ。
クイーン戦を指揮してなんとか討伐に成功したものの、そんなことになったのは元はと言えば彼が主導していたQ.U.E.E.N.計画のせい。
討伐戦後には血涙の分配と徴収によって支配を維持しているが、それも必ずしもうまくいっているとは言えない。
一方、クイーン戦を戦い抜いた吸血鬼からの支持は厚いようで、彼らの多くは今もサーベラスとして臨時総督府の統治を支えている。
作中世界における重要人物なのだが、残念ながら彼と会話できるのは過去の記憶でだけ。
継承者となった現在ではすでに意思疎通は不可能となっているほか、彼が生存する「闇の住人」EDでも直接話すことはできない。
よってプレイヤーにとってはもっぱらボスの一体としての認識が強いだろう。
実質的なラスボスだけあって、その強さは本作中でも屈指のもの。
高い火力と耐久、素早い動きを併せ持ち、状態異常のような搦め手も一切効かない。純粋なアクションの腕前を要求される手強い相手となる。
倒すと「白狼王の大剣」をドロップ。彼の強さを反映するように、かなりの強武器である。
ちなみに彼はこの大剣をそれぞれ両手に持って戦うのだが、ドロップするのは一本だけ。もう一本はどこに行ってしまったのだろうか。
マルチプレイでボス撃破時に貰えるアイテムで、アイコンや称号といったオンライン用アイテムと交換できる。
…と単なるオンラインプレイの報酬アイテムなのだが、特にトロコン関連で物議を醸しているアイテムでもある。
トロフィー『轟く名声』の取得にはこの敬愛の印を400個という狂気じみた数集めなければならず、ラグやエラー落ち等の不具合と相まってプラチナトロフィー『伝説のレヴナント』取得を夢見る吸血鬼諸氏の心を次々と堕鬼化させる、トロコン勢にとっての真のクイーン的存在といえる。
現時点で最も効率の良い集め方は本編序盤付近で行くことのできる深層をマルチプレイでマラソンすることである。
そのため当該深層では、挨拶もそこそこに協力者そっちのけで各所ボスへと全力疾走し、高火力でボスを捻じ伏せ粉砕して回る、同行者への敬愛が微塵も感じられない光景が繰り広げられているとかいないとか。
その背中には堕鬼化が進行する前に終わらせようとする、鬼気迫るプレイヤーの幻覚が見えるほどである。
なお、オフラインで集める方法もないわけではないが、フィールドに落ちている印は2個だけであるため、本編を200周するか、特定の敵からの低確率ドロップに頼らざるを得ず、さらなる瘴気に呑まれるだけなので非推奨。
もはや、敬愛の印ではなく悲哀の印である。
その反省からかVer1.20で追加された深層「試練の塔」では結構な確率でドロップするので、現在ではこちらをマラソンすればそれなりの手間でトロコンが可能となっている。
クイーンの肉体の一部である「神骸」をその身に封印した吸血鬼の総称。
クイーンの無限の再生を無力化するためにあらゆる手段を講じた結果、行き着いた唯一の方法であり、幾多もの吸血鬼がその力に耐えきれず暴走、犠牲となっている。
神骸の力を抑え、暴走を防ぐには、高い適合率の他に強靭な意思が必要と言われている。
継承者となった者には、その適合率によって身体変化が引き起こされるようだ。ネタバレ
また神骸によって強大な力が得られるようで、作中登場する白い血の聖堂や棺の塔は継承者によって生み出されたもの。
臨時総督府内部もシルヴァの暴走時に内部構造が変化したようで、あちこちにおかしな地形が見られるのはそのため。
神骸を受け継いだ継承者はクイーンの復活を避けるため、棺と呼ばれる空間に封印されることになる。
ジャックのように継承者でありながら自由に活動ができる吸血鬼は、高い適合率を持つ例外的な存在である。
継承者は基本的に消耗品で、封印期間が長引くほどに神骸の力に飲み込まれて正気を失っていく。
彼らが暴走する事態となればそれは即ちクイーンの復活を意味しているため、そうなる前に継承者を殺害して神骸を新しい継承者に受け継がせなくてはならない。
その役割を果たす者は「監視者」と呼ばれ、作中ではジャックとエヴァがそれを行っていた。
神骸の暴走を抑えるために継承者が眠る場所の総称。審判の棘に干渉することで生み出されている。
必ずしも棺状の物質があるわけではなく、継承者が眠る場所としてそう呼ばれているだけである。
棺に入れば継承者は外の世界とは一切の連絡ができなくなり、また二度と外に出ることもできない。
唯一、神骸の伴侶とだけは交流が可能なようだ。
吸血鬼や堕鬼が霧散または灰化する際にその肉体の一部が結晶化したもの。
名の通り赤黒い石英の結晶のような見た目をしており、さらに吸血鬼が触れると棘が飛び出した形状に変形するようだ。
中には断片的に失われた記憶の一部が消失せずに強く刻まれていることがあり、触れるとその記憶の奔流に飲み込まれてしまい堕鬼に堕ちると言われている。
主人公はこの血英に触れても堕鬼に堕ちることなく、さらに刻まれた記憶を見る能力を持っている。ただし、触れた際にはそれなりの苦痛を伴うらしい。
詳細は不明だが血英を入れておくケースのようなものがあるらしく、これによって触れることなく持ち運びができる様子。
吸血鬼の血の渇きを抑える血の代替物。
血涙の泉に果実のように発生するもので、涙滴型をした半透明の入れ物の中に赤い液体が入っている。
大きいものであれば、大人一人が二ヶ月は生活できるほどの液体を含有している。
生き残った人間のほとんどがシルヴァに保護されたため、吸血鬼たちはもっぱら血涙を飲むことで渇きを満たしているようだ。
しかし血涙の泉の枯渇や臨時総督府の過剰徴収によって、供給不足の状態が続いている。
なお主人公達は血涙の泉を活性化出来る主人公の能力もあって、わりと余裕がある模様。ネタバレ
「闇の住人」EDでは、琥珀色をした特別な血涙が登場する。
血涙の大樹に実ったもので、僅かに神骸を制御する力があるらしい。
血の代替物である血涙を生み出す奇跡の植物。
赤い霧の出現によって閉じ込められた吸血鬼を救済するかの如く、その姿を現した。
しかし、現在では瘴気の蔓延によりその殆どが枯れてしまっている。
泉と名がついているが、見た目はまるで果樹のよう。
主人公はこの血涙の泉を活性化させる特異な力を持っており、その能力をルイに見込まれて共に血涙の源流を探すこととなる。ネタバレ
実はこの血涙の泉も神骸の力によって生み出されたもの。
心臓の神骸を受け継いだルイの姉、カレンが血涙の源流となっている。
カレンの神骸への適合率は極めて高く、クイーンの生み出したヤドリギを改変したのが血涙の泉のようだ。
そのため血涙の泉の多くはヤドリギに寄り添う形で自生する。
もしカレンが暴走すれば、血涙は完全に枯渇すると言われている。
ブラッドコード「狩人」の持ち主で、少年の吸血鬼。
少年兵として何も分からぬままクイーン討伐戦に駆り出され、討伐戦が終わるとそのまま放り出されて、他の吸血鬼に血涙集めを強いられていた。ネタバレ
そんな不遇な境遇だったが、ある日ルイに助けられ血涙を融通してもらったことから状況が変わる。
久しぶりに人間らしい扱いを受け人の心を取り戻したことから、自身がされた事を他の人にも返したいと思うようになり、ルイに融通された血涙を他の困っている吸血鬼に配り始めた。
それが仇となって性質の悪い吸血鬼に絡まれ、襲撃により心臓に致命傷を負って灰化した。
ちなみに彼が装備していたのは、シルエット的にブロードソード(「堕ちたシリーズ」かどうかは不明)。
DLC第一弾「Hellfire Knight」で追加される深層「焦熱の辺獄」のボス。
深層の地図の説明によるとかつて大崩壊を引き起こしたバケモノの一匹で、当時は封印するしかなかったというだけあって非常に強力。
遠距離の方が攻撃に対応しにくいので、懐に飛び込んで戦うのがいいだろう。
外見や各種モーションから、GEのハンニバル神属の一つと思われる。
甲冑のような防具を着込んだ、ミドウ製堕鬼が落とす武器。
曲刀(片手剣)、大剣(両手剣)、斧槍、銃剣の四種類がある。
ドロップでしか入手できず、敵の数もそこまで多くないので入手難易度は少々高め。
同じくドロップ限定の白狼シリーズとは異なり、戦槌(大槌)は存在しない。
ちなみに黒衣の曲刀はジャックのエクスキューショナーと、黒衣の銃剣はエヴァのリベルタドールの色違いだったりする。
拠点で行商人をやっている吸血鬼。
各種消費アイテムを取り扱っており、お世話にならないプレイヤーはいないだろう。
行商人をやっていることもあって各地の吸血鬼や人間との付き合いが多く、他の吸血鬼の記憶にも結構出てくる。
血涙が枯渇したケビンに取りに行かせるという形で血涙の泉の場所を教えたり、カーミラに商品を少し多めに渡したり、ナオミからジェシカ探しを依頼された際は報酬を後払いにするなど、クールに見えて姉御肌。
吸血鬼になった際に人間時代の記憶の欠損がなかった、珍しい吸血鬼でもあったりする。
予約特典として貰える、GOD EATER武器セットの元ネタであるゲーム。ジャンルとしては「チーム連携型ハイスピードアクション」。
神の名を冠する化け物「アラガミ」の出現により荒廃した地球を舞台に、アラガミに対抗できる唯一の兵器「神機」を用いてアラガミと戦うゴッドイーター達の奮闘を描く作品。
コンシューマーでは
・ゴッドイーター(PSP)
・ゴッドイーターバースト(PSP)
・ゴッドイーター2(PSP、Vita)
・ゴッドイーター2レイジバースト(PS4、Vita)
・ゴッドイーターリザレクション(PS4、Vita)
・ゴッドイーター3(PS4、Switch)
まで出ている。
レイジバーストは2に新規要素を、リザレクションはバーストのリメイクと新規要素を追加したものなので、今からやるならリザレクションとレイジバーストをプレイするのがお勧め。
3以外はコードヴェインと同じくShiftが開発しており、その縁でコラボとなったのだろう。
ちなみに世界観的にも
・アラガミによって荒廃した世界
・コアを破壊すれば霧散するが、やがては再集合するアラガミ
・アラガミを構成するオラクル細胞
・アラガミに唯一対抗できる存在だが、定期的な偏食因子の投与を受けないとアラガミ化してしまう神機使い
・ヴェノム、リークといった状態異常名称
等々類似点が多く、本作でも出てくるバガラリーやトマトおでんパンは実はGEネタだったりする。ネタバレ
あくまで開発会社繋がりかと思われていたが、ストーリー後半で世界観が地続きであることが判明する。
大崩壊を引き起こしたバケモノは、アラガミと同一かその元になった存在と思われる。
吸血鬼狩り(ハンター)と呼ばれる吸血鬼の一人。
干上がった海溝で遭遇したあと、白い血の聖堂で一戦まみえることとなる。ネタバレ
実は彼も継承者の一人。適合率の高い彼やエヴァは、継承者となっても棺の中に閉じ籠ることなく自由に動き回ることができた。
その力を使って神骸の監視者として継承者の監視と介錯を行っている。
吸血鬼狩りと思われていた行動は、何も知らない吸血鬼からその任務を誤解されたもの。
吸血鬼としての活動は長く、クイーン討伐戦にも参加していた腕利き。
討伐戦の後は継承者の監視と同時に、神骸を利用したバケモノの封印なども行っていた。
彼の継承する神骸は目の神骸「眼骸」で、その力を使って継承者を監視している。
後にミドウを追うため、主人公達と行動を共にすることとなる。
おそらく吸血鬼の中でも最古参の人物と思われ、監視者としての務めが長いことから他の登場人物との関わりも多い。
吸血鬼に奴隷として飼われていた人間時代のエヴァを助け出したのは彼。
その後も交流は続いたようで、成長したエヴァが継承者となることを選んだあとは、監視者として行動を共にするようになる。
なおジャックと初めに出会ったときのエヴァはどう見ても小学生くらい。エヴァの享年も見た目からは想像もつかないが18歳で、人によってはロリコンと感じてもおかしくない
ニコラが継承者になることを選んだ際には、まだ幼い彼を気遣うような言動を見せていた。
主人公の記憶では、同行者として主人公と共にクイーン討伐に向かう。
その後、クイーンと相討ちになり堕鬼に堕ちかけた主人公を介錯した。
クイーン討伐後の介錯や初対面時の行動から冷徹な印象を受けるが結構繊細なようで、ヴァレリオの記憶を見る限りクイーン討伐戦で行った介錯の件を内心結構引きずっていた模様。
喉骸の継承者戦の直前に見せた涙から察するに、感情を押し殺して任務を遂行できる人物なのだろう。
仲間になってからバガラリー人形やスシタコスを渡すと、それらについて饒舌に語ったりするなど意外な一面を見ることが出来る。
顔面に某モグリの闇医者先生のような大きな手術痕があるが、主人公の記憶で登場する際にはないので、神骸の移植によるものと思われる。
なお設定上は作中屈指の実力者なのだが、同行者としての性能はぶっちぎりでワースト。
なぜかブラッドショットやグレイブノッカーといった牽制用の錬血しか使わないので火力が絶望的に低い。
そのうえ防御系の錬血を一切持たないので非常に打たれ弱く、一見ひ弱そうなミアや、なんならエヴァの方がよっぽど頼りになる。
ただし共錬血の「フェイタルデイ」のおかげでぶっ飛んだ火力を出せるので、同行者としては実質共錬血用のキャラと思った方がいいかも知れない。
本編でも事情も話さずいきなり斬りかかってきたり、ミドウにまんまと欺かれたうえ神骸を奪われたり、エヴァの暴走の兆候に気づかず敵対していた主人公たちに助けられたりと、どうにもポンコツな面が目立つ。
NPCの一人。吸血牙装はGXHアサルト(アイヴィ型)。
旧世代の資材を集めており、旧世代の資材と嗜好品を交換してくれる。
トレードで入手出来る素材や武器のため、誰もがお世話になる人物。
嗜好品の買取もしてくれるが、こっちの用途で使うことはないだろう。
五種類ある武器分類の一つ。
本来は小銃の先につけられる着脱式の刃物が銃剣と呼ばれるが、コードヴェインでは小銃に刃物は標準装備なので銃=銃剣となっている。
弱攻撃で小銃による近接攻撃を、強攻撃で銃弾による錬血攻撃を行う。
銃といえば遠距離からの銃撃というイメージでそれ自体は間違っていないのだが、序盤に手に入る銃剣は
・弾の射程が短く、溜め強攻撃も至近距離にしか飛ばない拡散弾(バヨネット、堕ちたバヨネット)
・強攻撃、溜め強攻撃共に散弾で至近距離にしか飛ばない(ライオットスマッシャー)
と射程が短い。敵の堕ちたバヨネットは結構遠くまで届くのに……。
イメージ通りの遠距離攻撃がしたいなら落日の銃剣のドロップか、穿つルベライトを拾うまで我慢しよう。
高名な科学者として名が通っている男。
孤児だったヤクモたちを引き取った人間でもある。
シルヴァの下で吸血鬼やクイーン、神骸の研究を行っていた。ネタバレ
コードヴェイン本編において最大の悪役と言える存在。棺の塔にてボスとして戦うことになる。
孤児を引き取っては傭兵としてこき使っていた。
さらに一度は死亡した彼らを吸血鬼として蘇らせて人体実験に使い、結果としてヤクモの仲間であるミゲルは堕鬼となってしまった。
また本来は自身が継承者として選ばれたところを、同じくヤクモの仲間であるエミリーを代わりの継承者として仕立て上げ、封印を免れて秘密裏に動き回っていた。
その後はエヴァやシルヴァを暴走させ、自身の悲願である霧の牢獄からの脱出を果たそうとする。
神骸の伴侶までも実験の材料としていた、邪悪な好奇心と欲望を併せ持った男。
異様なまでの巨体だが、これは自身を吸血鬼化した際に手に入れた肉体で、もともとは普通の人間サイズだった。
ボスとしては一撃が重く、攻撃範囲が広いため同行者ごと巻き込まれやすい。かと言って下手に離れるとすかさず遠距離攻撃が飛んでくる。
厄介な状態異常バニッシュを使うこともあって、ストーリー終盤にふさわしいなかなかの強敵。
しかしその前に戦うのがこれまた強敵の「氷刃の従者・焔砲の従者」のため、人によっては拍子抜けするようだ。
暴走したクイーンの放つ質量攻撃。白く輝く棘の形状をしており、ジャック曰くどんな防壁も無意味とのこと。
実際その威力は凄まじく、臨時総督府・外部には現在でも幾本もの巨大な棘が深々と刺さった状態で残っている。
クイーンのブラッドコードによる錬血らしく、条件を満たせば主人公も使用可能。
錬血に存在するパラメーター。
これが最大になると錬血を他のブラッドコードでも使えるようになる。
熟練度を上げるには敵を倒せばいいが、敵とのレベル差が大きいと上がりが悪くなり、差がありすぎると全く上がらなくなる。
その場合はアウェイクとヘイズを使おう。
主人公の記憶クリア後に手に入るブラッドコード。
バランスの取れたステータスに火力が激増する専用錬血の「ラストジャーニー」を持つ、近接においては最強クラスのブラッドコード。ネタバレ
「もともと持っていたブラッドコードはすでに壊れ、消失してしまった」(クルス)、「言わばVoid型」(ルイ)と評された主人公の、本来持っていたブラッドコードだと思われる。
クイーン討伐戦にてジャックと共にクイーンと対峙した主人公は、粛清の棘の攻撃を受けて浄化マスクを失ってしまう。
瘴気に苦しむ主人公に歩み寄るクイーン。なんとか助けようとジャックが必死の援護をする。
そこにできた一瞬の隙をついて主人公はクイーンに吸血攻撃を放ち、長きに渡る戦いに終止符を打ったのだった。
ヤドリギや血涙の泉を再生する力、血英を通じ記憶を見て他者の力を我が物とする力、神骸を鎮める力、主人公の持つこれら特異な能力は全てクイーンの血に由来するもの。
吸血攻撃を放ちその血を喰らうと同時にクイーンが倒れたことで、主人公は血の継承者となっていた。
作中ではクイーンの血にはヤドリギを活性化させる力があることから、主人公の血は彼女と関係があるのかも知れないという指摘が序盤からなされている。
なお主人公の記憶でのカレンとの会話から察するに、クイーンを倒す前からすでに主人公の血液は特殊だった模様。
正式名は『対瘴気被甲』。
堕鬼が放つ瘴気から吸血鬼を守るために開発された装備。
浄化機構をもったパーツには吸血鬼の血をベースにした調合液が保管されており、そこに瘴気をくぐらせることで浄化が行われている。
ヤドリギの枯渇により現在は霧の牢獄内は瘴気が蔓延しているため、これを活性化したヤドリギの近く以外の場所で外すのは自殺行為と言える。
まあイベントシーンでは結構外してるけど。
クイーンや堕鬼の身体から発生する微粒子。
これを吸血鬼が吸入すると血の渇きが加速し、自我喪失に陥るリスクが格段に高まってしまう。
瘴気から身を守るための浄化マスクは、吸血鬼にとって命綱のようなもの。
また瘴気にはあらゆる物質を侵し、変容させる力があり、落日シリーズや堕ちたシリーズはどれも瘴気による影響を受けている。
ヤドリギには瘴気を晴らす力があるのだが現在では次々と枯れていき、吸血鬼が生活できる領域は日々狭まっている。
血涙の源流を捜していたルイも瘴気によって道を阻まれてしまい、頭を悩ませていた。
そんな中、ヤドリギを再生させる力を持った主人公が現れたことで物語は動き出す。
クイーン討伐戦に参加した吸血鬼に支給された武器。
量産に重きを置いた作りになっているが、威力も十分にある。
現在は一般的な武器に生産が置き換わっているのか、剣(片手剣)と両手剣は序盤で入手できるが、他は中盤までいかないと入手できない。
両手剣のテキストには「クイーンの肉体を削ぎ斬る目的で設計」、大槌には「クイーンの四肢を砕く目的で作られた」とあるが、クイーンは普通の人間サイズである。
あれだけ巨大な武器を使わないと通じないと認識されるほどの脅威だったのだろう。
オリバーの武器「不屈の大槌」は形状やテキストから、女王討伐隊の大槌が使い古されたものと思われる。ネタバレ
ちなみに主人公の記憶に向かうムービーや、「継ぐものたち」EDの血涙の泉には女王討伐隊の剣が突き刺さっている。
GEで言うところの「クロガネ」「アメミト」装備のように、主人公の基本装備的な扱いを受けているようだ。
街を押しのけるようにして建てられた巨大な建造物。
周りの建物と全く違う白い素材で作られた外観は非現実的で、霧の牢獄の中でも一際異彩を放っている。
血涙の源流を求めていた主人公たちは全ての泉がここに繋がっていることを知り、探索に向かう。ネタバレ
これまで探索してきた崩壊した文明の跡とは異なる風景が突然現れるので、多くのプレイヤーが驚くだろう場所。
見た目に違わず中には他のエリアで見かけなかった堕鬼が徘徊しており、その強さも相当なもの。
強モブばかりが点在する敵配置、広大な面積に迷いやすい道と、作中屈指の難所かつ中盤の壁。
いくつかヤドリギを解放したところで、マップ右上に表示される解放率のパーセンテージを見て驚くのは誰もが通る道。
そんな白い血の聖堂だが、攻略にはいくつかコツがある。
一つ目は、受け流しを狙うこと。
直剣持ちはやや難しいが、斧槍持ちのジャンプ攻撃はどの牙装でも簡単に受け流しが取れる。
二つ目は、ヤクモを連れていくこと。
受け流しが難しい場合は重量武器で怯ませれば楽。ヤクモと二人でタコ殴りにしていれば意外に倒せてしまう。
マップに関しては、一つのヤドリギがある箇所=一つのエリアでギミックが完結しているのを覚えておくとよい。
つまり前のエリアに戻って何か仕掛けを解くといったことは必要ないわけで、詰まった場合は今いる場所を徹底的に探索すればよい。
基本的に、先に続く道が見つからない場合はどこかしらに飛び降りられる場所があるケースが多い。
総じて本作中でも屈指のインパクトがある場所で、広さだけならラスダンの臨時総督府内部さえもゆうに超えている。
迷路を走り抜けて聖堂にたどり着くと、ボスである肋骸の継承者?が待ち構えている。
ここでストーリーは一つの転機を迎えることとなり、以降主人公たちの目標は源流の捜索から継承者探しに切り替わっていく。
なおこうまで異様な外観をしているのは、この建物が神骸の力によって生み出されたため。
最奥にある血涙の源流を守るため、アウロラが迷路を作り出したのだろう。
行き止まりになったり、道が途中で途切れていたりといった奇妙な造りになっているのもおそらく同じ理由から。
この点は同行者も思うところがあるようで、ヤクモを連れていると突っ込む台詞を言ったりする。
分割されたクイーンの肉体の総称。
これを見た登場人物が「巨大な血英」と形容する場面があるが、外観は血英には似ても似つかない。
卵型の上に冠状の棘が、下にも一本の棘が伸びた巨大な塊。
討伐戦によって倒されたと思われていたクイーンだが、堕鬼と同じくBOR寄生体と完全に同化していたため灰化することはなかった。
そこで苦肉の策として講じられたのが「他者の体内に分割した肉体を融合させる」という手段である。
神骸を受け継いだ吸血鬼は継承者と呼ばれる。
ちなみに作中登場する神骸は、肋骸・肺骸・爪骸・喉骸・眼骸・髄骸・心骸・血骸・詳細不明×7(ミドウが所持×3+降誕せし者変化時×4)の15個。
こちらも専用のケースのようなものがあるようで、ムービー中でジャックが所持しているところが確認できる。
継承者が暴走する前にその継承者を始末する使命を持つ吸血鬼。「棺の監視者」とも呼ばれる。
ネタバレ
作中ではジャックとエヴァがその役割を担っていた。
ジャックの継承している眼骸の能力で暴走の兆候を察知すると、当該継承者を殺害。
エヴァが喉骸の能力を帯びた鎮魂歌で一時的に継承者を失った神骸を鎮め、次の継承者が見つかるまでの仮初めの器として体内に保管していた。
DLCでヴァレリオの記憶を見る限り元々はジャック一人で監視者をやっていたようだが、その時に神骸をどうやって鎮めていたのかは不明。
クイーン討伐戦とほぼ同時期に各地に現れた存在。
ネタバレ
クルスが暴走しながらも辛うじて自我を保っているとき、自らの血英から人々の苦しみに寄り添い支える存在として生み出した。
本編では神骸の継承者たちに寄り添う存在として登場する。
イオも主人公に寄り添う神骸の伴侶の一人で、本編で個人名が確認されているのはイオ、レダ、キュレーネ、テーベ、テミストの5人。
レダが記憶の世界で聖堂に訪れた吸血鬼を度々侵入者として排除する描写もあり、戦闘能力は比較的高いようである。吸血牙装はアイヴィ型。
臨時総督府内部では神骸の伴侶の一人とボスとして戦うことになる。
撃破時に得られる血英の記憶の背景から察するに、彼女は元々干上がった海溝にいた名も無き継承者に付き添う伴侶であり、暴走しかかった自らの継承者がジャックに介錯されるのをただ眺めることしかできなかった無力感から暴走してしまったようだ。
DLCで登場するヴァレリオも継承者なので対応する神骸の伴侶がいるはずだが、ヴァレリオの記憶では触れられていない。
エーオースの血英で見られる、継承者に出会う前に堕鬼の襲撃で灰化した神骸の伴侶がそれなのだろうか。
ちなみにイオと他の神骸の伴侶との相違点は、浄化マスク(イオのマスクはゴーグルが透明で半分割れているが、神骸の伴侶はゴーグルが遮光されている)と足の包帯。
顔は臨時総督府内部で霧化する際に浄化マスクから消えるので一瞬だけ見えるが、イオと同じである。
予約特典として入手できるGOD EATER武器セットの一つである片手剣。
第一部隊の神機使いであるアリサ・イリーニチナ・アミエーラの第二世代神機(構成はロングブレード:アヴェンジャー、アサルト:レイジングロア、バックラー:ブリムストーン)を模した形状になっているが、残念ながら防御時の装甲展開や遠距離形態への変形、特殊攻撃のインパルスエッジまでは再現されていない。
R1+弱攻撃でブラッドアーツのソニックキャリバーが再現されているのはGEファンには嬉しいところ。
巨大風穴に登場するボス。通称「ポールダンサー」。
速くリーチのある攻撃をしてくる上、スロウの状態異常がついている初見殺し。
第二形態で繰り出される突進攻撃は、初動が速く特に見切りにくい。
周回強化されるとこの突進攻撃が即死級の威力となるため、撃破に苦労するだろう。
ヴェインの地の奥深くに存在する未知の領域。
多数の堕鬼が徘徊し、最深部には強力な堕鬼が待ち構えている危険地帯だが、希少なアイテムが沢山入手できる場所でもある。
血の試練を使えば複数の敵が向かってくるので、錬血の熟練度稼ぎにも向いている。
深層に行くには地図を入手して拠点にいるデイビスに渡す必要がある。
ほとんどの地図がNPCからの依頼を受ける、もしくはクリアすることで入手できるため、積極的に取り組んでいこう。
突如として大地を内側から喰らうようにして突き出した巨大な棘。現在は活動を停止している。
この棘の正体や発生の原因を解明しようと多くの専門家が調査・研究を行ってきたが、未だ真相は解明されていない。
神骸の継承者は、自らに宿したクイーンの力を使いこの棘に干渉することで棺を生み出している。
原理は不明だが、水に浸かった棘は青く発光する模様。
仄暗い洞窟の後半エリアではよく観察できる。ルイを同行者として連れていくとそれに言及する台詞もある。
DLC第三弾「Lord of Thunder」で追加される深層「永劫の深淵」のボス。
第一弾、第二弾のボスと同じくかつて大崩壊を引き起こしたバケモノの一匹で、ヴァレリオが最後に封印したバケモノ。
攻撃が素早く全周攻撃もありマップ外周を高速で走り回る機動性もある上、赤色の時は攻撃にスタン属性も追加される強敵。
外見や各種モーションからGEのヴァジュラ神属、それもディアウス・ピターの系統と思われる。
愛刀「不動の赤剣」からついたルイの通り名。
作中では不動の赤剣を見た偉そうな吸血鬼が、この名で呼ぶ。
吸血鬼界隈では有名らしいが、残念ながら本編では偉そうな吸血鬼以外でこの名で呼ぶ者はいない。
予約特典として入手できるGOD EATER武器セットの一つである斧槍。
第一部隊の神機使いであるエリナ・デア=フォーゲルヴァイデの第二世代神機(構成はチャージスピア:ブリリアンス、ショットガン:ソールレムナント、バックラー:アンドーンテッド)を模した形状になっているが、残念ながら防御時の装甲展開や遠距離形態への変形、特殊攻撃までは再現されていない。
攻撃モーションは突きが多くリーチが長い反面、複数相手は少々苦手。
強攻撃長押しでブラッドアーツのガトリングスパイクが再現されているのは、GEファンには嬉しいところ。
突如世界を襲った災厄の通称。
バケモノの出現、そして審判の棘の発生により各都市の大部分が破壊され、人類の半数近くが命を落としたと言われている。
DLCで追加される、同行者の衣装違いバージョン。
堕鬼化しかけた見た目となっており、髪が白く、目が赤くなっているほか、亡蝕の爪牙のように体から触手のようなものが生えている。
ただしこのゲームの同行者は白髪キャラが多く(イオ、ジャック、エヴァ)、多少色味が違ってはいるものの正直分かりにくい。
またルイはもともと赤目だが、これもよく見ると彼本来の目の色とは少し違う色味に変化している。
臨時総督府に所属する吸血鬼部隊の総称。
各地で生活する吸血鬼の活動を監視し、定期的に血涙の徴収と分配を行っている。
隊員は高度な訓練を受けた者で構成されており、その戦闘力は高い。
デイビス曰くプロテインパウダーは必需品だそうで、そこはかとなく脳筋臭が漂う集団。
しかし、いくら強くても吸血鬼であるため、堕鬼に堕ちてしまうこともある。その場合、戦闘力は全く衰えていない状態で見境なく襲ってくるため非常に危険な存在となる。
ちなみに堕鬼になったサーベラスの中には、両手剣である白狼の豪剣を片手、しかも盾とセットで装備している者もいたりする。
作中NPCではデイビス、ナオミ、ライルがここの所属。
マップで特定の場所に近づくと、血の匂いを嗅ぎつけた堕鬼の集団が襲ってくるイベント。
主に深層で発生するが、メインのマップでも発生する。発生場所は血英や血英核付近が多いので、これらに近づく際は要警戒。
堕鬼複数が一気に襲ってくる上、倒しても一定数を倒すまで増援が発生するので捌くのが大変。
とはいえ敵が大勢向かってくるので、倒せるならばアイテムやヘイズ、錬血の熟練度稼ぎには最適。
ヤドリギに戻れば血の試練も復活するので、有効活用しよう。
ちなみに以前は一度発生した場所に行くと強制的に発生したが、アップデートにより一度達成した試練は血英のような物体を調べることで任意に挑戦出来るようになった。
深層の探査を専門とするサーベラスの隊員。
拠点に常駐しており、深層の地図を持っていくとその場所へ案内してくれる。
屈強な肉体を持っておりバディとして同行してくれれば心強そうだが、臨時総督府の人間ということもあってかそれはできない。
吸血鬼化した際に記憶のほとんど全てを失っており、名前も便宜上つけられたもので本名ではない。
唯一婚約者であったジェシカという女性のことは覚えているのだが……。ネタバレ
「ヘルメス」の血英を修復するとデイビスの記憶を見られるのだが、その内容は彼の容姿からはおよそ想像もできない恋愛話ばかり。
デイビスとその婚約者だったジェシカ、そしてデイビスに横恋慕するサーベラス隊員のナオミの三角関係という誰得中年男女の恋愛模様が延々と続く。
ジェシカの行方を探しつつも、彼女と再会すれば自分の知るデイビスがいなくなってしまうのではないかと葛藤するナオミ。ナオミから寄せられる好意に全く気がつかないデイビス。
その後、結局ナオミは死亡してしまうのだが、最期にジェシカの行方を掴んでいたことが判明する。
ジェシカは吸血鬼にはなっておらず、保護区で元気に暮らしていた。
デイビスはジェシカの下を訪ねようか迷い、しかし結局現在の彼女の生活を尊重するために会わないことを決意する。
何が何でも拠点から動かないデイビスであった
イオたち、神骸の伴侶が扱う斧槍。
白い血の聖堂において主人公の血英の場所に刺さっているのもこの斧槍である。イオの物に関してはムラサメの調整が加わっている模様。
なぜあの場所にデンメルングが刺さっているのかは不明だが、持ち主に関しては血英の記憶では所持しているのにムービーでは武器を携えていないことや、聖堂という場所であることから、アウロラの伴侶であるレダの得物である説が有力か。
ちなみに「デンメルング(Dämmerung)」はドイツ語で「黄昏」や「夜明け」を意味する。
凍てついた霊峰に登場するゴリラっぽい敵の、深層「沈黙の雪渓」で中ボスとして出現するときの名前。通称「氷ゴリラ」。
見た目より動きが速く攻撃力も高めで、回転突進したり巨大な氷柱を投げたり攻撃範囲の広いボディプレス等攻撃も多彩。
これだけでも厄介なのだが、なにより厄介なのがドラミングのような動きで自らに氷の鎧をまとうバフ。
防御力が激増するほか攻撃も強化されるため非常に凶悪。
道中に3体しか配置されていないにもかかわらず、非常に存在感のある強敵となっている。
しかも深層「沈黙の雪渓」では中ボスとして2体同時に相手取る難所が存在しており、最早ボスより辛いといっても過言ではない。
幸い氷の鎧をまとうバフは火属性攻撃を何回か当てると消えるので、フレイムウェポンの用意を忘れないように。
また牙装の転成や錬血、アイテムを駆使して十分氷耐性を上げていればダメージを大幅に軽減できるので有効活用したい。
なお落下ポイントの多い凍てついた霊峰では、回転突進の勢い余って崖下にダイブすることもよくある。
凍てついた霊峰に登場するゴリラっぽい敵の、深層「沈黙の雪渓」で中ボスとして出現するときの名前。
凍てついた霊峰にゴリラは2種いるが、倒しやすい方のゴリラ。
武器を持っていたり雪中に潜んでいたりはするが、凍餓の凶族のよう凶悪さはなく普通の雑魚敵。
深層「沈黙の雪渓」で中ボスとしても出現するが、特に苦戦することもなく倒せるだろう。
嗜好品の一つで、おでんをトマトソースでしっかり煮込み、串で刺してコッペパンに挟んだ料理。
綺麗に食べるのが難しいらしいが、ミアは上手に食べるコツを知っている模様。
イオ、ルイ、ココ、エヴァに渡すと喜んでもらえるほか、全キャラクターに専用の台詞が用意されている。
ルイの家では昔作っていたようで、一日おいて味の染みたトマトのおでんを使うとかなんとか。姉も好きなのかもしれない。
デイビスによれば「トマトおでんパンを支える一本の串が、戦場で戦うお前たちの心を支えてくれる」というゲン担ぎで、戦場に赴くサーベラスに勝負メシとしてよく振る舞われているらしい。
この奇妙な料理の初出はゴッドイーター2。主人公の同僚である第三世代神機使い、香月ナナの好物がおでんパン。
ちなみにGE2のムービーで、ナナは串ごと食べていたりする。一瞬驚いてしまうが、串はパスタなので食べられるそうだ。
臨時総督府内部にいるNPC。
作中でも数少ない人間の男性で、マスクはしているが吸血牙装は装備していない。
会話内容からシルヴァとも親しい間柄と思われ、Q.U.E.E.N.計画やシルヴァの吸血鬼化、クイーン討伐戦にも関わっている古株の模様。
ちなみに彼が人間なのもシルヴァからの要請によるもので、未曾有の事態が発生した際に吸血鬼ではなく人間としての視点からの意見が欲しいという理由。
デイビスの記憶に出てくるサーベラスの同僚で、ブラッドコード「スカウト」の持ち主。
サーベラスのごつい装甲服やマスクを装備しているが、女性。
堕鬼を見る限りサーベラスには女性用の装甲服も用意されているようだが、彼女の装備はどうみてもデイビスと同じ男性用のものである。体格がよかったのだろうか。
デイビスに同僚以上の想いを抱いているが、デイビスの婚約者探しを自費で行っていたりする。
その後デイビスの婚約者を発見するが、その事をデイビスに伝えなくてはいけないという想いと、伝えると「デイビスという人間」がいなくなってしまうのではないかという葛藤に悩まされることになる。
ミアの弟で、幼い容姿をしているものの彼も吸血鬼の一人。
血涙を奪おうとしたミアが返り討ちに遭いそうになっているのを見て、堕鬼化しかかっているにもかかわらず勇敢にも姉を守ろうとした。
その後、ルイに血涙を恵まれるもなぜか容態は回復せず。
直後、吸血鬼狩りの男ジャックに襲われたニコラは灰と化してしまった。ネタバレ
実はミアと行動していたニコラは、継承者の力で生み出された分身のような存在。
本当のニコラはミアが吸血鬼として目覚める遥か前に、継承者として凍てついた霊峰にある棺に封印されていた。
分身の行動はニコラ自身にも感知できず、ミアがどんなふうに過ごしているのかも知ることができない。
それでも姉の身を案じたニコラは、禁を破って分身を棺の外に残していたのだった。
それを知ったジャックは、継承者の封印をより完全なものとするため分身のニコラを殺害する。
ミアがこの事実を知るのは分身のニコラを失ったずっとあと、凍てついた霊峰に到達してから。
そこで継承者の姿に変化したニコラと再会することになる。
その後のニコラの辿る道は、プレイヤーの選択に委ねられている。
ゲーム中では凍てついた霊峰のボス、肋骸の継承者として戦うことになる。
巨体の割に意外に動きが素早く、またノーモーションの全体攻撃もあるため近接ではなかなかに苦戦する相手。
ニコラは背中にロケットの形のリュックを背負っているのだが、肋骸の継承者も背中のブースターを吹かすようにして垂直に大ジャンプをする。
なおほとんどの攻撃が氷属性のため、氷耐性を上げていれば楽に戦える。
市街地で偉そうな吸血鬼に追われていた女性。
主人公らに助けられて以降は保護シェルターで安全に暮らしているようで、白い血の聖堂クリア辺りで拠点に現れ、お礼として嗜好品をいくつかくれる。
ちなみに主人公のキャラメイクパーツで作られているため、女性主人公として再現が可能だったりする。あと妙に背が高い。
吸血鬼にとっての「死」といえる現象。
心臓に寄生するBOR寄生体を破壊した場合は体細胞が結合崩壊を引き起こし宿主もろとも灰と化す。
この場合、二度と再生することはできなくなり、吸血鬼は「死」を迎えることとなる。
コードヴェインの世界で、かつて放送されていたアニメ作品。
作中ではヤクモ、ムラサメ、ジャック、そして(確かな記憶は無いものの)デイビスがファンだったようで、嗜好品のバガラリー人形を渡すと語ってくれる。
直接渡せはしないが、ミアによるとニコラも好きだったようで、毎週夢中で見ていたとのこと。
元々は「ゴッドイーター」に出てくる、アラガミ発生以前に作成された大長編娯楽映像作品。
GEでの説明では
「主人公のイサムが、その背に乗ったものは、何でも一つ願いが叶うとされる方舟を追うレースに参加するところからはじまり、旅の途中で出会った仲間たちと手を取り、数々の陰謀と戦いながら方舟を追いかける」
という物語の模様。
GEでは公共放送FBSで放送されており、バガラリーのファンで神機使いの藤木コウタが拠点やミッション終了時の会話で触れることがあった。
ちなみにヤクモはもう作品が終了してるんじゃないかと思っているが、コウタのターミナルを見る限り恐ろしく膨大な話数があるため、まだ終わっていない可能性も……。
GE初代や2からさらに時代が下り、別の地域の話となっている3でも相変わらずバガラリーは大人気のようである。
予約特典として入手できるGOD EATER武器セットの一つである両手剣。
第一部隊の神機使いであるソーマ・シックザールの第一世代近接式神機(構成はバスターブレード:イーブルワン、タワーシールド:リジェクター)を模した形状になっているが、残念ながら防御時の装甲展開までは再現されていない。
強攻撃長押しでバスターブレードの特殊攻撃であるチャージクラッシュが再現されているのはGEファンには嬉しいところ。
ちなみに必要パラメーター、能力補正共に筋力オンリーという脳筋武器でもある。
白を基調とした防具が特徴的な、堕鬼化した治安維持部隊サーベラスが落とす武器。
剣(片手剣)、豪剣(両手剣)、斧槍、戦槌(大槌)、銃剣の五種類がある。
サーベラスからのドロップ限定で入手難易度は少々高め。
しかし、臨時総督府内部のサーベラスは武器の他にも強化素材等の有用なアイテムもドロップするため、ヘイズや熟練度稼ぎも兼ねてマラソンしたらいくつも手に入っていたという吸血鬼たちも少なくない。
かつて大崩壊を引き起こしたとされる生命体。
強大な戦闘能力を持ち、当時の人類では歯が立たなかったため、それに対抗するための手段としてQ.U.E.E.N.計画およびBOR寄生体による死体の吸血鬼化が行われた。ネタバレ
作中では赤い霧が解除されたことで一度だけ姿を現す場面があるが、どう見てもGODEATERに登場するディアウス・ピターそのもの。
ミドウの台詞にも「あらゆるものを捕喰する」といったものがあるので、バケモノ=アラガミと見てほぼ間違いないだろう。
他にもバガラリー、おでんパンなどのGEATERに登場していたアイテムがCODEVEINにも出ているなど、うっすらと関連性が示唆されている。
さらにはルイとカレン姉弟の名字がGODEATERのある姉弟の姓と同じなので、CODEVEINとGODEATERは異なる歴史を辿った同一の世界か、あるいはフェンリルの未探索区域での話だった可能性がある。DLCではそのバケモノたちと戦えるようになった。
本作を象徴するシステムの1つ。
拠点内にいるキャラクターに同行を依頼することで共に戦ってくれるシステム。
同行を依頼できるキャラクターはルイ・ヤクモ・ミア・イオ・ジャック・エヴァの6名。
同行依頼を解除することでソロ攻略も可能だが、バディという存在の偉大さが身にしみて分かるだろう。
吸血牙装のフレーバーテキストとして出てくる組織。
テキストから察するに、重い血税等に耐えかねた吸血鬼が暴徒化して結成された組織のようである。
少なくとも独自色の吸血牙装を用意する程度の組織力はあるようだが、ゲーム中には全く登場しないので詳細は不明。
臨時総督府を守るように聳え立つ塔。
外観は近代的な建物のようにも見えるが、中に入ると白い血の聖堂に似た景色が広がっている。
主人公たちは神骸を奪って逃げたミドウを追って、この塔を上ることになる。ネタバレ
臨時総督府、その最奥に継承者として鎮座するシルヴァを防護するために造られたと思われ、本来内部には治安維持部隊サーベラスが展開していた模様。
しかし主人公たちが訪れたときにはすでにミドウに制圧され、彼の手下の黒衣の狩人がそこかしこで道を塞いでいる。
途中には数少ない生き残りのサーベラス隊員もおり、彼からミドウが襲ってきたあとの話を聞くことができる。
終盤のマップだけあって攻略難度は高めだが、中盤に攻略する聖堂に比べればインパクトは薄めか。
黒衣の狩人の攻撃には雷属性のものが多いため、属性耐性を上げていれば多少ダメージを軽減できる。
最上階では「氷刃の従者・焔砲の従者」と「ジュウゾウ・ミドウ」の二体のボスが待ち構える。
外観に白い血の聖堂と共通点があるのは、この建物もあちらと同じように神骸の力によって生み出されたもののため。
作り出したのはヴァレリオという吸血鬼で、彼の顛末はDLCで見ることができる。
DLC第二弾「Frozen Empress」で追加される深層「天牢の雪獄」のボス。
第一弾の劫火の騎士王と同じく大崩壊を引き起こしたバケモノの一匹だが、クイーン討伐戦後に封印されている。
本体そのものも強敵だが、氷華の女帝の周囲を旋回する結晶を放置すると強力な範囲攻撃が発射されるのが最大の脅威。
結晶は倒しても復活するが、壊しながら本体を攻撃しよう。
外見や各種モーションから、GE2のガルム神属の一つと思われる。
棺の塔に登場する二体ボスの片割れ。
刺突剣を装備した流麗な女性騎士。
素早く距離を詰め、氷属性付きの追尾性の高い連撃で襲いかかる強敵。
相方の焔砲の従者との連携が凶悪で苦戦した吸血鬼も多いだろう。
元々は臨時総督府へと通じる棺の塔最上階の門番として配備されたサーベラスの上級部隊だったが、ミドウの傀儡にされてしまう。
ちなみに深層でも登場するが、こちらは相方を倒すとさらに強化され、炎属性の攻撃も追加される。
凍てついた霊峰で拾える、スティンガー型吸血牙装の一つ。
防寒具的な外見通り、氷属性に対して非常に高い防御性能を発揮する。
氷属性攻撃の多い凍てついた霊峰の探索に向いているだけでなく、火属性に転成させれば氷・炎共に高い防御力を発揮可能なため、棺の塔のボスにも効果的。
難点は74という重めの重量と、落ちているのが凍てついた霊峰のかなり奥地で、一番欲しいときには手に入らず入手したときにはもう少しで攻略可能ということだろうか。
吸血鬼達が使用する武具の一種で、敵から冥血を奪う際に使用する。
通常は防具としての側面も持つ衣服の形状をしているが、吸血時には血を奪うための吸血機構が露出し、さらに使用者の口元を禍々しいマスクで覆う姿へと変貌する。
吸血機構で得られた敵の血は、牙装内のパイプを通り浄化され、使用者への口内へと運ばれる。
形状は4種類で、ガントレットのような形状のオウガ、ロングコートのような形状のスティンガー、肩掛けジャケットのような形状をしたハウンズ、肩から伸びるマフラーのような形状のアイヴィに区分される。
形状によって得手不得手が変わるため、自分に合った牙装を選ぼう。
吸血牙装を強化しても上がるのは吸血攻撃や錬血攻撃の威力であって、防御力は変わらない点には注意。
なお仲間の吸血牙装はルイがオウガ型、ミアがスティンガー型、ヤクモとジャックがハウンズ型、イオとエヴァがアイヴィ型。
ちなみに吸血牙装は色違いの同種が2種存在するが、テキストによると
・オリジナルを元に作成されたもの(生産性などが向上しているものもあればそうでないものもある模様)
・反総督府軍がオリジナルに独自の彩色を施したもの
に分けられている。なお生産性が向上しているテキストがあっても、購入に必要なヘイズはオリジナルと変わらなかったりする。
Ver1.40のアップデートにより、オプションで吸血牙装の透明化が可能になった。
吸血鬼版の血液型といえるもの。吸血鬼は必ず一人につき一つのブラッドコードを持っており、これによって身体能力や使用できる錬血が変わってくる。
主人公もブラッドコードを所持しているのだが、何故か壊れており(ルイ曰くVoid型とのこと)、これによって他者のブラッドコードを取り込み自由に付け替えて戦うことができる唯一の存在となっている。
ちなみに主人公の記憶でのカレンとの会話から察するに、この時点から主人公の血液は特殊だった模様。
ミアが肌身離さず持ち歩いている銃剣。
銃剣の中でも最軽量クラスで攻撃力も高めと優秀な性能を誇る。
フレーバーテキストには「あちこちに出来たへこみや傷は迫り来る危険から二つの命を守り続けた証であり、名付けられた花の名は愛銃への感謝を表したものである」とあるが、ブローディアの花言葉には「守護」「大切に守る」といったものがあり、これにちなんで名付けられたようだ。
生体器官再生式(Biological Organ Regenerative)寄生体の略称。「ボア寄生体」と読む。
生体機能を失った屍骸の心臓部に寄生し、自身の血液を全身に流し込むことによって脳を含むあらゆる器官を支配、操ることが出来る。
侵蝕レベルを一定の状態に留めるように改良されたBOR寄生体を死亡した人間の心臓に埋め込むことで、本来の意思を維持しつつ不死の存在となる吸血鬼が生まれた。
埋め込まれてから目覚めるまでの期間には大きな個人差があり、拒絶反応が出て蘇生に失敗する場合もあった模様。
余談だが、吸血鬼を生み出すために作られた改良型BOR寄生体は霧の外の世界でも裏で出回っており、高額で取り引きされている。
早期購入特典付きであればムラサメから買えるようになる、オウガ型の吸血牙装。
各地にいる堕鬼の中でも、触手が突き出ている他は外見がほぼ人間と変わらないタイプの堕鬼が着ている吸血牙装。
ボロボロの見た目通り防御力は最低ランクで、バニッシュ以外の状態異常耐性も低い。
ただ吸血攻撃や錬血能力はかなり高く、攻撃特化の吸血牙装となっている。
ちなみにこの吸血牙装だけは、色のバリエーションが存在しない。
弟のニコラと共に霧の牢獄を彷徨っている吸血鬼の少女。
巨大風穴にて主人公が血涙の泉を蘇らせた直後、血涙を奪おうと襲いかかってきた。
その後、吸血鬼狩りの男ジャックによってニコラは殺害されてしまう。
ショックで堕鬼化しかけたためルイたちによって拠点へと運ばれたあとは、しばらくの間意識を失っていた。
起き上がれるようになったあと、源流の捜索が行き詰まっていたルイたちに隠された道があると教え、以降はミアも探索に同行する。ネタバレ
ニコラを失ってしまったミアだったが、その後血英に刻まれた記憶の中で雪山のような場所でニコラが佇んでいる光景を目にし、その場所を目指したいと考える。
源流の探索が一段落着いたあと、主人公一行が継承者探しに向かった先にはミアが記憶で見たのと同じような景色が広がっていた。
そして凍てついた霊峰で継承者として封印されているニコラと再会する。
それまでミアがずっと一緒にいたと思っていた弟は、実はニコラが継承者の力で生み出した分身だった。
パッケージに描かれ、特典フィギュアなどにもなっている彼女だが、作中ではやや影が薄い。
と言うのもニコラの件以外には特に話に関わってこないせいで、さほど目立った活躍がないのだ。
だが作中の台詞からは、ずっと姉弟二人だけで生きてきて仲間など必要ないと思っていた彼女が徐々に主人公たちを信頼していく様子が伝わってくる。
ミアの話では彼女は目覚めるのがかなり遅かったため、吸血鬼として覚醒したときにはすでに血涙の泉の多くが枯れてしまっていた模様。
その後カーミラという名の吸血鬼に会い、一時は身を落ち着けるが、堕鬼の襲撃により彼女とも間もなく別れることになっている。
そのような状況で姉弟二人生き延びるために、時には危険を冒したり、他の吸血鬼から恨みを買うような真似をしたりもせざるをえなかったようだ。
ニコラと再会したあとは、彼が助かった場合、助からなかった場合のどちらでもミアは一旦は同行をやめようとする。
しかし姉や、ひいては世界そのものを守るため継承者となったニコラの気持ちを継ぎたいと、再び主人公たちと共に戦う道を選んだ。
同行者としてのミアは銃剣を装備した、遠距離特化型のバディとなる。
弱いという意見を多く見るミアだが、これは彼女の加入直後のマップが作中でも難関の白い血の聖堂であることも影響していると思われる。
実際、強敵ばかりの聖堂ではミアはあまり役に立たない。彼女が活躍するのはやはり遠距離から攻撃してくる敵が多い場面。
聖堂のあとのマップ、特に仄暗い洞窟の後半などではその力を存分に発揮してくれる。
また遠距離特化ゆえにプレイヤーと距離をとって戦うことがほとんどという点も見逃せない長所となる。
棺の塔の「氷刃の従者・焔砲の従者」戦などではプレイヤーに近づいてこない分、敵の分断が楽になるので意外な活躍を見せてくれる。
共錬血の「トランスタイム」も強力で、敵によっては魔法連打だけで倒してしまうことも可能。
DLCで追加される、ミアの色違い。アナザーミアとも。
拠点地下倉庫のフィギュアを調べるか、ヤドリギで同行選択可能。
服の黒が白に、水色がピンクに、紫が水色になっており印象が変わる。
ブラッドコードが別なのでバディとしての性能も違い、オーダーライズで錬血時間向上のバフをかけ、銃撃以外にライトニングソーンで遠距離攻撃を行う。
ちなみにDLCということもあって、ミア正式加入前から使える。
ブラッドコード「ダークナイト」の持ち主で、ヤクモと同じ孤児院出身の傭兵仲間の一人。共にミドウに引き取られ、対バケモノ戦に駆り出されていた。
共通の幼馴染のエミリー同様行方知れずとなっており、ヤクモは彼らのことを今も探している。ネタバレ
負傷した仲間を巡りヤクモとリキが仲違いした際にはエミリーと共に見捨てない選択をしたが、結局バケモノに襲われて死亡。
ミドウの手で吸血鬼として蘇らされたあとは、生前と同じように再び酷使されることとなる。
継承者の実験で苦しむエミリーを庇おうとはしていたようだが、最終的には堕鬼化してボスの「金色の狩人」となってしまった。
血英核を見る限りエミリーに好意を抱いていたようだが、本人には伝わっていなかった模様。
選択肢次第で生存するエミリーと違い、すでに堕鬼化している彼はどうあっても助けることはできない。
さらに彼女と違ってヤクモから名指しで言及するような台詞もない、不遇な人。
ブラッドコード「ウォーリアー」の持ち主で、ムラサメが隊長を任されていた斥候部隊の一員。本名は不明。
ヘパイストスとウォーリアーの血英の記憶には「熟練の吸血鬼」「年季の入った吸血鬼」「陽気な吸血鬼」の三名がいるが、おそらくは「熟練の吸血鬼」と思われる。
隊長となったムラサメが少女であることから最初は反発していたものの、時間とともに実力を認める。
それと同時に、年端も行かぬ隊長を娘のようにも思っていた模様。
クイーン討伐戦でクイーンを発見するも堕鬼に包囲された際に、パニックになったムラサメを当身で気絶させて指揮権を奪い、隊長を逃がすために部隊一丸となって決死の戦闘を敢行。
堕鬼によって部隊は全滅、三名も全て灰化したが、ムラサメを逃がすことには成功した。
片手剣『ハネムクロ』と両手剣『ナギムクロ』を作ったとされる人物。フレーバーテキストにてその名前が記載されているのみで本編に登場することはない。
どちらの武器も、日本刀の刀身を吸血機構で保持する特徴的な構造になっている。
なお、ルイとヤクモの扱う武器はそれぞれハネムクロ及びナギムクロと形状が一緒であり、さらにフレーバーテキストにて二人が助けた吸血鬼から譲り受けたという旨が書かれているため、この助けられた吸血鬼とムクロは同一人物だと思われる。
錬血の発動及び一部武器の強攻撃を放つ際に必要な血のこと。いわゆるMPのようなもの。
ブラッドコードによってストックできる量が決まっており、消費した冥血は牙装による吸血や武器攻撃で補充することができる。
さらに牙装による吸血を行った場合のみストック量を増加させる効果があり、基本的には元々のストック量の二倍まで増やすことができる。
ただしヤドリギで休息したり、霧散してしまった場合はストック量がリセットされるため注意。
ルイの仲間の吸血鬼。
ヤクモには同じ孤児院で生まれ育ち、共に傭兵として戦っていた仲間たちがおり、行方不明になってしまった彼らのことを今も捜し続けている。
元傭兵なためか肝の座った言動が目立ち、主人公が初めて拠点を訪れたときには警戒した素振りを見せ、敵対する吸血鬼には容赦なく銃口を向ける。
一方、人柄は至って気さくな兄貴分といった感じで、打ち解けたあとには仲間想いの一面が見えてくる。ネタバレ
「アトラース」の血英を修復すると、彼の記憶を見ることができる。
孤児院出身の彼は、同じ境遇の仲間たちと共にミドウという非道な科学者に引き取られ、傭兵として戦わされていた。
ミゲル、エミリーとは仲がよかったがリキとは何かと衝突しており、バケモノの襲撃時に負傷した仲間の処遇で揉めて、見捨てて逃げた者、最後まで助けようとした者まとめて全滅の憂き目にあってしまう。
その後、他の仲間たちと同じようにBOR寄生体を埋め込まれたが、ヤクモだけはなかなか目覚めることがなかった。
そんな中、研究施設が再びバケモノの襲撃に遭う。
リキは嫌っていたヤクモを最後まで助けようとして結果灰化してしまっていた。
ストーリー中盤にて、ずっと探していたミゲル、エミリーと思わぬ形で再会する。
二人ともミドウの手駒とされていたため、ミゲルは堕鬼化した「金色の狩人」として、エミリーは神骸を受け継いだ「爪骸の継承者」としてヤクモの前に立ちはだかる。
彼の仲間のためにも、ヤクモはクイーンの復活を阻止することを誓うのだった。
なおヤクモが拠点にやってきたのは、目覚めたとき拒絶反応がひどく堕鬼化しかけたのをルイたちが助けてくれたのがきっかけとのこと。
好物はおにぎりで、ムービーでも食べている場面がある。
ストーリー上での活躍はともかく、同行者としては間違いなく最強なのがヤクモ。
「獲血の護り」と「ふんばり」の存在でとにかく打たれ強く、大剣での攻撃は敵を怯ませやすい。
「トーメントブラスト」でまとめてダウンをとってくれることもあり、強敵相手や乱戦に強い。
一応遠距離攻撃を持たず、攻撃の振りが遅いという弱点もあるが、それを差し引いても有り余る強さがある。苦戦している場合はまずはヤクモを選ぼう。
プレイヤーにとってもすごく頼りになるヤクモ兄ちゃんであった。
正式名は『血涙の萌芽』。
活性化によって周囲の瘴気を浄化する効果がある。
記憶した吸血鬼の霧散した肉体を繋ぎ止め、その場で再生する役割も担っている。
しかし現在では広がり続ける瘴気に浄化作用が追いつかず、その多くが枯れてしまった。
主人公の血にはヤドリギを活性化させる力があり、その力によりルイの血涙の源流探索が飛躍的に進むことになる。
ゲームシステム的にはセーブポイント的な場所で、休憩することでHP・再生力・冥血が回復し、戦闘不能のバディも復活する。
休憩時には解放したヤドリギに飛ぶことも可能で、錬血の習得や、バディの切り替えも可能。
ただし休憩すると、倒した堕鬼や増やした冥血上限も元通りになってしまう。
一言で言えば、某ゲームにおける篝火。
棺の塔にいる、サーベラス所属のNPC。
ミドウ率いる堕鬼に襲撃されて深手を負っており、一命を取り留めているが戦闘には参加出来ない。
話しかけると血の試練が不意打ち気味に発生するので、準備を整えておくこと。
なお、ここの血の試練はクリア後の再戦は出来ない。
女王討伐隊に支給された武器が、クイーンの瘴気で変質したもの。
元になった女王討伐隊シリーズと比較すると、必要パラメーターが緩和され基本威力が向上している反面能力補正が下がっているという、堕ちたシリーズと同様の変化をしている。
時代的にはクイーン討伐戦の頃に生産された古い武器なので、所持している堕鬼も女王討伐隊の成れの果てなのだろう。
ブラッドコード「アサシン」の持ち主で、ヤクモやエミリー、ミゲルと同じ孤児院出身の青年。
ヤクモ達同様にミドウに引き取られ、傭兵部隊の副隊長としてこき使われていた。
部隊の隊長であり、そんな環境でも真っ直ぐ生きるヤクモには反発しているものの、心の中で認めてもいた模様。
ある時、バケモノの襲撃で負傷した仲間への対応をめぐりヤクモと対立。
仲間を見捨てないヤクモと別れ脱出を図るが、バケモノの襲撃により死亡する。
結果見捨てた仲間共々吸血鬼として蘇り、またミドウにこき使われることになってしまうが、ヤクモはまだ目覚めていなかった。
ある日隔離施設が堕鬼の襲撃を受けたことからそれを機に脱出を図ろうとするが、その際に未だ目覚めぬヤクモを見捨てず連れて行くことを決意。
脱出には成功するが堕鬼の集団と戦闘になり、最終的には堕鬼と相討ちとなって灰化した。
NPCの一人。吸血牙装はGXMバリアント(オウガ型)。
弟達のために保護区を探すいい兄貴。
彼の話からするに、継承者の棺が生成された場所は、それまでと環境が一変してしまうようだ。
エヴァの所持している、スペイン語で「解放者」を意味する“libertador”の名を冠する銃剣。
ジャックの所持するエクスキューショナーと同じく、デザインは黒衣武器の色違い。
射程が若干短いのと近接のモーションに癖があるものの、銃撃の威力だけなら最高クラス。
グレゴリオ・シルヴァが長を務める機関。
主に霧の牢獄内の治安維持と血涙の徴収を行っている。
あまりにも厳しい徴収や圧制により、反発する吸血鬼が後を絶たない。
実は臨時総督府の建物はジャックによると元は吸血鬼研究所であり、クイーン討伐戦が行われた場所でもある。
実際、主人公の記憶前半マップと臨時総督府・外部後半マップは細部こそ違うもののほぼ同じ地形となっている。
拠点で武器や吸血牙装の購入・売却・強化・転生を行ってくれる。
とある事情があって、彼女自身は戦えないらしいが……。ネタバレ
吸血鬼になる前は体操の代表選手で、上官の反応から見るとかなりの有名人だった模様。
その身体能力を生かし、兵士としてのテスト評価はオールAを出している。
実戦においても堕鬼の撃破記録を次々更新、その戦いぶりから「夜叉」という二つ名で呼ばれていた。
しかしその後、クイーン討伐戦で堕鬼の大群に包囲されてしまう。
部下たちに庇ってもらってどうにか一人だけ逃げ出したものの、仲間を犠牲に生き延びたトラウマから戦えなくなってしまった。
鍛治仕事をしている関係からか、本編では屋内にもかかわらず終始浄化マスクを着けている。
唯一温泉に入ったときのみ素顔が見られ、鼻の辺りに傷があるのが分かる。
崩壊都市 地下区域で主人公が出会った吸血鬼。
同行しないかと声をかけられるが、ここで「いいえ」を選んでもオリバー戦では必ず加勢に来てくれる。
血涙の源流を探すため霧の牢獄内を探索していたルイだが、立ち込める瘴気によって道を阻まれてしまっていた。
拠点に招かれた主人公は自身の持つヤドリギや血涙の泉を再生させる力を見込まれ、ルイに探索に協力してほしいと頼まれる。ネタバレ
血涙の研究者で、初めての正式な同行者となる人物。
オリバー戦後、彼に拠点に連れていってもらうことで血英の修復、装備の強化・転成、アイテム売買などの基本的なシステムが解放される。
実質的にここからがゲームの本番と言ってもよく、また世界観についてなど基本的なストーリー説明も彼の口から行われる。
吸血鬼となる前は大学に通っており、後にクイーンとなってしまうクルスとはスクールメイトだった。
たびたび彼女を見舞っていたが、苦痛を伴う実験に憔悴するクルスを励ますしかできず、最後に「殺して」と頼まれたときにも応じることはできなかった。
その後、クルスは暴走。研究者としてQ.U.E.E.N.計画に携わっていた姉のカレン共々、クイーンの犠牲者の一人となってしまう。
ルイの記憶ではクイーンと化したクルスが彼と姉に向かって粛清の棘で襲いかかっている様子が確認できる。
その後、他の多くの犠牲者と同じようにBOR寄生体を埋め込まれるが、吸血鬼として目覚めるまでにはかなりの時間がかかった模様。
主人公の記憶では、先に目覚めたカレンがアウロラと共に弟の心配をしている台詞を聞ける。
彼が目覚めた詳細な時期は不明だが「自分が目覚めたときにはすでに血涙の泉が存在していた」という台詞からするに、クイーン戦終了後、カレンが継承者となって以降なのは確実。
吸血鬼として霧の牢獄で目を覚ましたルイは、あまりの惨状を前にクルスを止められなかった自分のせいだと深い罪の意識を抱く。
そして全ての吸血鬼に行き渡るだけの血涙を求めて、血涙の研究と源流の探索を続けていた。
界隈ではそこそこ有名な存在らしく、ルイが構えた剣を見て「偉そうな吸血鬼」が「お前、赤剣の……!」と驚く台詞がある。
「不動の赤剣」のフレーバーテキストやケビンの記憶、「ルイたちに拠点につれてきてもらった」というヤクモの台詞などから察するに、虐げられている吸血鬼を保護したり、堕鬼に堕ちそうな者に血涙を譲ったりといった活動もしているようだ。
臨時総督府とは直接の関わりはないが、拠点にはサーベラス所属の「デイビス」がいたりと、その統治を肯定していないながらも決して敵対しているわけではない。
主人公のおかげで難航していた源流の探索が進むようになり、白い血の聖堂の最奥にてついに完遂される。
しかしそこで判明したのは探し求めていた源流が継承者と化した自身の姉であること、また討伐されたと思われていたクイーンが神骸に形を変えて今も生き延びているという事実だった。
その後の結末はエンディングによって様々に変化するが、基本的にどれも彼の強い責任感を感じさせるものとなっている。
源流の探索も含めて、ルイの行動は深い罪悪感から来る全ての人々を救いたいという願いに根差しているのだろう。
同行者としては、片手剣による癖のない攻撃と遠近両方に対応する錬血を持つバランス型。
そういう意味ではイオと似ているが、あちらと比べると防御系の錬血が一切ないため打たれ弱さが目立つ。
最大の長所は火力バフをかけてくれる唯一のバディという点で、高性能なバフである「オーバードライブ」をプレイヤーのものと合わせて重ねがけすることができる。
「オーバードライブ」の他には、敵の怯みをとれる「ファントムアサルト」「ブレイズロアー」や、打ち上げ吸血が魅力。
他の同行者と比べても打ち上げ吸血の頻度が高いようで、そのうえ何らかの集中系のパッシブが入っているのか連続で敵を拘束することも珍しくない。
ちなみにルイは集中時のみ武器にスロウ属性が付与される模様。プレイヤーのパッシブには「集中時スロウ属性付与」はないので、その場合プレイヤーにも使えない錬血を使用していることになるのだが……。
本編ではルイというファーストネームしか登場しない彼だが、海外版の公式サイトではフルネームが明らかになっている。
その名はLouis Amamiya。
漢字表記は不明だが十中八九「雨宮」と思われ、GEを代表するキャラクター「雨宮リンドウ」との関係が示唆されている。
余談だが、それと知ってから見ればルイの髪型も何とも意味深である。
リンドウは片目を隠した髪型が特徴(ルイとは逆に左目が隠れている)。
またリンドウと関係の深いキャラクターに「レン」という人物がおり、黒髪に癖毛のシルエットはどことなくルイとも似ている。
主人公を攫った吸血鬼から与えられたと思われる、初期装備の一つ。
一応吸血機構がついているらしいが見た目的にはコンクリつき鉄骨以外の何物でもなく、戦闘能力も微々たるもの。
軽さという唯一の売りがあった鉄管と違いこちらは重量も95と武器の中で最も重く、使用する利点は何一つ無い。
すぐヘヴィアックスが拾えるので大槌系が使いたければそちらを、破砕武器が使いたいなら女王討伐隊の両手剣を使おう。
以前は隷属の鉄管と同じく周回しても再入手できない貴重品だったが、Ver1.20から店売りするようになった。
ただ貧相な性能の割に価格は5000ヘイズと、ヘヴィアックスより高かったりする。
主人公を攫った吸血鬼から与えられたと思われる、初期装備の一つ。
一応吸血機構がついているらしいが見た目的には鉄パイプ以外の何物でもなく、戦闘能力も微々たるもの。
唯一の利点は5という武器で最も軽い重量のみ。
一応片手剣系列唯一の破砕属性でもあるが、それを活かすなら比較的すぐ拾える女王討伐隊の両手剣を使ったほうがいい。
しばらく進めれば堕ちたブロードソードがドロップで拾えるし、女王討伐隊の剣も宝箱から拾えるので、片手剣が使いたければそちらを使うのがお勧め。
以前は隷属の槌と同じく周回しても再入手できない貴重品だったが、Ver1.20から店売りするようになった。
ただ貧相な性能の割に価格は5000ヘイズと、ブロードソードより高かったりする。
DLCのバケモノ狩りの試練には、この武器のみを装備してボスを倒すことで達成できる「アルファ・オメガ」という項目がある。
各エリアで達成するごとに「劫火の鉄管」「氷華の鉄管」「迅雷の鉄管」が入手でき、三種類とも集めると拠点でムラサメから「無双の鉄管」を購入できるようになる。
突如出現し、文明を崩壊に追いやったバケモノに対抗するため生み出された不死の兵士。
死亡した人間の心臓部に、改良を加えたBOR寄生体を埋め込むことで誕生した。
吸血鬼は致命的な損傷を負っても、心臓さえ無事ならば霧散した後に再生ができる。年を取ることもなく、食事も必要としない。
また吸血鬼は一人一人異なる特殊な血液型のようなものを持っており、その方向性によって様々な力を操ることができる。
しかしながら吸血鬼はいくつもの欠点を抱えていた。
一つ目は記憶の欠損。
死亡しても再生できる吸血鬼だが、致死的な傷を負うと記憶の一部を失ってしまうことがある。
大抵は失くしたことにも気づかないと言い、メインキャラクターたちも多かれ少なかれ皆記憶を失っている。
二つ目は血の渇き。
吸血鬼は定期的に激しい血の渇きに襲われる。
血の渇きを癒すためには人間の血か、その代替物である血涙を摂取しなくてはならない。
渇きが進行するとやがて自我喪失(ロスト)と呼ばれる状態に陥り、最終的には自我を失って本能のままに血を貪る堕鬼(ロスト)へと変貌してしまう。
三つめは自我喪失。
ゲーム中で遭遇する堕鬼たちは、皆自我喪失によって堕鬼に堕ちてしまった吸血鬼の成れの果てである。
本編で登場するキャラクターは、その大半が吸血鬼となっている。例外は崩壊都市 市街地で出会う人間の女性と、臨時総督府内部の中にいるドミニクくらい。
クイーン戦後、生き残った僅かな人間は臨時総督府によって保護され、霧の牢獄にはシルヴァを頂点とする吸血鬼社会が誕生している。
寄生体の埋め込みから目覚めるまでの期間は人によって大きく異なり、そのタイミングによって第一~第四世代に分けられる。
バケモノ対策のためにBOR寄生体を移植されたのが第一世代。
クイーン討伐戦のためにBOR寄生体を移植され目覚め、討伐戦に参戦したのが第二世代。
クイーン討伐戦のためBOR寄生体を移植されたものの、討伐戦終了後に目覚めたのが第三世代。
クイーン討伐後にBOR寄生体を移植されたのが第四世代。
吸血鬼の特殊能力の一つ。いわゆるスキルのようなもの。
吸収した敵の冥血を用いることで、様々な戦闘効果を発現する。
魔法のようなものから自身を強化するもの、相手を弱体化させるものなど様々な種類があり、どういったものが使えるかは自身のブラッドコードによって決まる。
血の渇きに耐えきれず暴走したレヴナントがBOR寄生体に侵蝕されて異形の存在になり果てたもの。
レヴナントとしての自我も完全に喪失しており、本能のままに暴れる悪鬼となる。
例え心臓を破壊したとしても吸血鬼と違って灰化することのない不死の存在となっており、ゲーム内でもヤドリギで休息した場合、倒した堕鬼が全て復活するようになっている。
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